清洲リュウジ単語

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キヨスリュウジ

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清洲リュウジとは、テレビアニメ『新幹線変形ロボシンカリオン』及び『新幹線変形ロボシンカリオンZ』に登場するキャラクターであり、シンカリオン N700Aのぞみ及びシンカリオンドクターイエローの運転士である。

CV:逢坂良太

プロフィール

生年月日	2005年 2月8日（13歳）
血液型	B型
星座	水瓶座
家族構成	母（カエデ）、弟（タツミ）、妹（ミユ）
学年	中学2年生
所属	新幹線超進化研究所名古屋支部
搭乗機体	シンカリオン N700Aのぞみシンカリオンドクターイエロー

概要

名古屋市在住の中学2年生。シンカリオンの運転士で唯一の中学生。ハヤトたちの登場により適合率の高い人間は子供に限ると考えられていたが、リュウジの出現によって初めて思春期世代の適合率の高い運転士が登場することとなった。戦闘スペックは運転士の中でもトップクラスであり、適合率もハヤトとセイリュウ以外ではもっとも高く、最高で97％を記録。命令優先の現実主義者であり、自分にも他人にも厳しく、かなり大人びている（ただしチマメ隊より年下）。口癖は「抜かるなよ！」「それが俺の流儀だ！」。弟のタツミ曰く、機嫌のいいときはエビフライを3本食べるらしい。番組後半に登場し、おいしいところを持っていくためファンからは「7時20分の男」と呼ばれている。

幼い頃から空手をやっており、習いはじめてまたたく間に優勝を経験し黒帯有段者となるほどの実力者。そのため、シンカリオンでの戦いも空手の技術を利用した格闘戦を主体としている。また、戦術眼の高さも特徴的であり、他の運転士に指示を出して的確なアドバイスを送るなど司令塔的な役割も担っている。「目先の事よりも大局を見ろ」という父親の教えを大事にしており、ハヤトたちにもこの言葉を伝えている。

父親の清洲チクマは超進化研究所の主任研究員だったが、リュウジが幼い頃に実験中の爆発事故に巻き込まれて亡くなっている。さらに、母カエデが長期入院をしていたことが重なって好きな空手を辞めて夢を諦めなければならなかった。そんな折、かつて父の部下だった速杉ホクトに自らシンカリオンの運転士となることを志願し、京都でホクトの指導を受け名古屋支部のエース運転士となる。

アニメでの初登場は、ゲンブのパワーの前に敗北寸前だったハヤトたちを救出しただけでなく、ゲンブを相手に真っ向勝負で優位に立っていたことからかなりの強キャラという描かれ方をしていた。当初は、ハヤトたち小学生運転士をまるで信頼しておらず、一緒に戦うことを拒否する姿勢を見せていた。その冷徹な態度からしばらくの間他の運転士たちからの反感を買っていた。もっともそういった冷たい態度を取っていたのは「年長者として年下の者を守らなければいけない」という母の教えを曲解してしまっていたからであった。だが、ブラックシンカリオンとの戦いの中でハヤトからお互いを信じ合うことの大切さに気付かされ、以後は運転士たちと打ち解けていき、良き年長者として的確なアドバイスを送る立場となる。

地下試験場でのブラックシンカリオンとの2度目の戦いにおいて左腕を負傷し、しばらくの間戦線を離脱。復帰後は、ドクターイエローの運転士として登場。キトラルザスとの対話を模索するようになったハヤトから頼まれる形で空手を教え、ハヤトに「言葉の無い対話」という活路を見出すきっかけを作る。また、西日本の運転士たちを指揮する立場を任されるようになる。最初は個性的なメンバーに悪戦苦闘していたが、三原フタバのアドバイスもあってお互いの好きなものを語り合うことでうまくまとめられるようになる。

以前の搭乗機であったN700Aのぞみには、弟のタツミが運転士として選ばれることになるが、このことがきっかけでタツミと喧嘩になってしまう。それでも、自らの背中を追っているタツミの気持ちに気付いたことで和解。以後は、タツミとの兄弟コンビで戦う機会が増える。

実は焼肉奉行という意外な一面があり、ホクトが提案したことで開かれた西日本所属のシンカリオン運転士による焼肉パーティーにおいて、大量に一度の肉を取るなど自由気ままなメンバーに苛立ちを見せ、ついには大声を荒げることも。また、タツミが食事中にハヤトたちとの会話に気を取られた隙にタツミの好物を奪って食べてしまうちゃっかりした一面もある。

新シリーズからは中学3年生に進級。将来を見据え超進化研究所の指導長を目指そうという目標を持つも、ハヤトやホクトのような鉄道の知識が無いことに悩み、ハヤトに弟子入りしようとするまさかの発想で大宮に訪れている。

劇場版では、速杉ホクトが行方不明になったこともありシンカリオン 923ドクターイエローに搭乗して戦うことになる。

続編である「シンカリオンZ」では、超進化研究所名古屋支部の臨時指導長代理として登場。前回の戦いから数年が経過し適合率が下がってしまい、シンカリオンを動かすことができなくなっている。かつての自分と同じ空手をやっている安城シマカゼと安城ナガラの兄弟をシンカリオンZの運転士候補として育成。ナガラをシンカリオンZ N700Sのぞみ、シマカゼをシンカリオンZ ドクターイエローの運転士に任命し、歴戦の経験を生かしながら戦いの指揮を執っている。