源氏シリーズとは、ファイナルファンタジーシリーズに登場する装備一式のことである。登場する大半の作品で作中最強クラスの性能を持つ。
概要
初登場はFF2で、兜、鎧、小手の3種類だった。しかしながら、FF2では防御よりも回避率を高めた方がいい作品だったので、隠しデータである装備の重さが重いであった源氏シリーズは数値上の防御力は高いものの実質的な性能面で言えば全く推奨されないという不遇な扱いだった。FF3(盾が追加)やFF4では登場時期が微妙でなおかつ性能で上回る装備があったため、活躍期間が短いという微妙な存在。
しかし、FF5でついに日の目を見る。それぞれが2種類の状態異常耐性を持っており、一式装備してリボンとエルメスの靴を合わせれば大部分の状態を防げたのである。そのため、間違いなく最終装備候補に入る存在だった。なお、入手条件はギルガメッシュから盗むことだったため、それのイメージが強い人も多いのではないだろうか。
その後の作品にも引き続き登場するが、FF7とFF8は登場しなかった。どちらも装備と言えるのは腕輪の類(FF8は正確にはGF能力アイテム)だけだったのが理由だろうか。
また、ナンバリング作品以外にも登場している。FFTではエルムドアの装備として知られる。盗もうとしても0%と表示されるが、このゲームでは小数点以下を切り捨てているため、実際は小数点以下の確率で盗めるので安心してほしい……というデマがよりによって公式攻略本に記されていたため、多くのゲーマーが少なくない時間を無駄にしたという。実際には100%盗むことはできない。詳しくは「黒本」の記事を参照されたい。FF大辞典によれば海外版では普通に盗めるらしい。なお、チョコボの不思議なダンジョンに付属していた「不思議なデータディスク」に収録されていたFFTの特殊セーブデータにはこの装備が入っており、また密漁バグ(毛皮骨肉店バグとも)を使えば毛皮骨肉店で購入することもできた。FFTA、FFTA2でも登場した。
DFFやDDFFでは対となる平家シリーズも登場し、源氏シリーズ入手のためにはこれを入手するのが前提となった。平家に勝てなければ源氏にも勝てないということなのだろうか。
ちなみに、防具は数多くの作品で登場する一方で、武器として登場することは少ない。源氏の刀の初登場はFF10で、その後FF11、DFF、DDFF、FF零式に登場したのみ、そしてFF13-2のみで源氏の弓があるだけとなっている。日本語名の最強クラスの武器としては「正宗」があるが、最も有名な正宗は鎌倉時代後期に制作されたので源氏の時代とは合わない(なお、こちらも上記のエルムドアが装備しており、「盗める確率はゼロではない」と攻略本にデマが記載されていた。大丈夫?ファミ痛の攻略本だよ?)。「与一の弓」は時代が合っているので源氏シリーズに含めるならこちらだろう。
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関連項目
- 8
- 0pt
- ページ番号: 5448051
- リビジョン番号: 2415049
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