滅亡迅雷.netとは、特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』に登場する敵対組織である。
概要
かつてデイブレイクと呼ばれる大災害で滅んだ都市「デイブレイクタウン」に本拠地を置くテロリスト集団。拠点内は物騒とした雰囲気で、電子機器や銃火器などが置かれている。メンバーは第1話当初は迅・滅の2人だったが、亡と雷が復帰し組織名の通り4人となった。
「人類よりもAIの方が優れている」という思想のもと、新たな世界を作るため人類を滅亡させようと計画している。飛電是之助の死去を機に、ヒューマギアをハッキングして殺戮マシンに変える「マギア作戦」を実行した。当初はひっそりと活動していたが、第2話で飛電或人が記者会見で2発表し、存在が公に知られることとなる。
放送開始時から、腹筋崩壊太郎やマモルなど、善良なヒューマギアを容赦なくマギア化させていき、視聴者に大きなインパクトを与えた。特に、マギア作戦は「自我が芽生えたヒューマギア」を狙って行われるのに加え、一度マギア化すると破壊するしかないのもあって、2人の残虐さがより一層際立ったものとなっている。どうやら衛星アークの意志に従って活動しているようだが…。
マギア化させる際の迅とヒューマギアのやりとりは、以下のようなコピペにされ、Twitterなどで流行した。診断メーカーでは「滅亡迅雷.net接続チャレンジ」なるものが誕生し、これまでに10万人以上が接続診断している。
「君は僕の友達だ。〇〇して?」
『ううっ…できません…!私の仕事は、〇〇だから…!』
「違うよ?君の仕事は、〇〇だよ」
『うわあーっ!(滅亡迅雷.netに接続)』
ちなみに、Androidに搭載されているGoogleアシスタントに「滅亡迅雷.net」と入力すると、特殊な反応を見ることができる。
物語が進むにつれ、滅亡迅雷.netの誕生にはZAIAエンタープライズが関わっている事が明かされた。人間の悪意をラーニングさせた事により衛星アークはヒューマギアをハッキングし始めた。その中でも優秀なヒューマギア4体を選出し、滅亡迅雷.netを結成したという。
メンバー
- 迅(じん)
- 演:中川大輔
- 滅亡迅雷.netの行動係。黒いパーカーを身につけた中二っぽい見た目と言動が特徴。ゼツメライザーを使い、人間を攻撃対象とするデータをヒューマギアに拡散し、悪の行動倫理に書き換えて暴走するよう仕向けている。子どものように無邪気な性格をしている。
- 一度ゼロワンに倒され、破壊されるが後に復活。滅亡迅雷.netの目的からは外れ、ヒューマギアの開放のため独自に活動を開始した。
- 滅(ほろび)
- 演:砂川脩弥
- 滅亡迅雷.netの司令塔。迅に命令を出すのが主な役割。人類よりもAIの方が優れていると信じて「滅亡迅雷.net」を立ち上げ、ハッキングによって実用化されたヒューマギアを次々と殺戮マシンに変える「マギア作戦」を実行している。口癖は「人類が絶滅危惧種となる日は近い」。
- 雷(いかづち)
- 演:山口大地
- 滅亡迅雷.netのスパイ。普段は宇宙飛行士型ヒューマギア「宇宙野郎雷電」として活動しており、衛星ゼアの管理と新型の宇宙飛行士型ヒューマギアの新人育成を行っているが、本人の気づかないところでシンギュラリティに達したヒューマギアの情報を滅亡迅雷.netに送信していた。
- 亡(なき)
- 演:中山咲月
- フードをかぶった謎の存在。飛電インテリジェンスとZAIAエンタープライズとのお仕事五番勝負のさなかに暗躍し、人間にレイドライザーとプログライズキーを受け渡していた。
- その全貌は当初明らかにはなっていなかったが、スピンオフドラマ「プロジェクト・サウザー」にて先行登場。
- 暗殺ヒューマギア
- 演:松村龍之介
- 滅亡迅雷.netが所有しているヒューマギア。名前の通り、暗殺に特化したラーニングがされており、迅からは「暗殺ちゃん」と呼ばれかわいがられている。ドードーゼツメライズキーによってドードーマギアに変身し、ゼロワンの暗殺を試みるが、その正体は……
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関連項目
- 仮面ライダーゼロワン
- 迅(仮面ライダーゼロワン)
- 滅(仮面ライダーゼロワン)
- 雷(仮面ライダーゼロワン)
- 亡(仮面ライダーゼロワン)
- ヒューマギア(マギア)
- ラッキークローバー
- チェックメイトフォー
- グリード(仮面ライダーOOO)
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