漂流教室とは、少年サンデーにて楳図かずおが連載していた漫画作品のことである。
概要
1972年から約2年間の連載をしていた本作は狂気当てられた人間をはじめとする様々な困難と立ち向かう小学生たちを描いたホラー作品。
主人公である高松翔を含む大和小学校は生徒教諭を含め、学校の敷地ごと見知らぬ土地へと転移してしまう。翔達はそのあり得ざる状況下による様々な問題と相対しながらも生き抜くことを模索することとなる。
その一方で小学校が失われた元の場所で翔と言い争いになったままと姿を消してしまった翔を思う翔の母・恵美子は唯一小学校転移の難を逃れた翔の同級生・山田信一と共にわずかな手がかりをもとに奮闘することとなる。
映像化
映画化(日本制作版と日米合作版の2作品)、フジテレビ系列でテレビドラマ化もされているが、 舞台設定を大幅に変更したり(原作の舞台が小学校だったのを高校やインターナショナルスクールに変えるなど)、過激な描写を極力カットするなどしているため、 原作に忠実な形での映像化は実現していない。
特に日本制作版の映画(監督:大林宣彦)は、原作ファン・原作未読の映画視聴者双方から大不評であり、 作者の楳図先生も出来を良く思っておらず、見たのは試写会一回きりであるとのこと。 大林本人も自著で失敗作扱いしているという代物。
日米合作版も評価は芳しくないがこちらは日本ではビデオ販売のみだったため観た人があまりおらず知名度も低い。
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