潜水カ級とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」に登場する深海棲艦(敵対勢力)である。
概要
深海棲艦側の潜水艦。非常に髪が長く、前髪も顔面を覆い隠してしまうほど長い。口元にはマスクのような物を装着しており潜水士を髣髴させる。そして何かを掴むかのように右手を挙げており、その姿はまるで井戸から這い出てくる貞子のよう。同時に左手には何かの幼体のような物を抱えている。その禍々しい風貌は深海棲艦の中でもかなり不気味である。
プレイヤーが最初に遭遇する潜水艦であるため能力値は低め。開幕雷撃もしてこない。単横陣で対潜攻撃が出来る艦娘を複数配置すれば楽に撃沈出来るのでプレイヤーに対潜のやり方を知るには絶好の相手。しかしエリート艦、フラグシップ艦になると開幕から魚雷を撃ち込んで来るようになる。駆逐艦や軽巡、航空戦艦などの攻撃も吸ってくるので編成によっては厄介な存在と化す。
最初に遭遇する潜水艦ではあるが序盤には一切登場せず、どれだけ早くても2-4突破後の4-1が初顔見世となる。しかし2014年3月14日のアップデートで1-5が実装されたため、4-1よりも先に潜水カ級と遭遇出来るようになった。海域の一枚絵や戦力ゲージが潜水カ級になっており存在感が増した。
1-5ではルート外れが起こらない限り潜水艦系の敵ばかり登場する。特に1-5入り口はカ級1体しかいないので、一戦して即撤退の繰り返しで駆逐や軽巡娘のレベリングをかなり安全に行うことが可能である。ただし後述するが司令部レベルが80以上になると逆襲されるので注意。
過去に行われたアルペジオコラボイベントの時に限り、1-4にも登場していた。イオナと接触する、コラボイベント最初の任務としてカ級2隻の撃沈があり多くのプレイヤーが1-4でカ級を沈めた。初心者もイベントに参加できるよう配慮してかカ級は2~3隻のみでの出現だった。対潜のやり方が分からない人や1-4でレベリングしたい初心者にとってカ級の出現は邪魔でしか無かったが。
カ級たち潜水艦隊は、何故か梯形陣を組んでいる事が多い。梯形陣に関しては未だ効果が不明で、何故潜水艦隊が梯形陣を組んでいるのかは不明。むしろ梯形陣よりも魚雷の威力が上がる単縦陣にすれば良いのに。
ちなみに1-5の最初のマスに出てくるエリート潜水カ級(提督レベル80以上限定)は1体のみなので強制的に単縦陣となる。そのため開幕の魚雷が非常に痛く、中破・大破の損害を出して艦隊を無慈悲に追い返す門番的存在となっている。
さらに、2014年8月8日から行われた夏イベントにおいては、E-1の一番最初のマスにカ級エリートが必ず出現。敵艦隊は単縦陣を組んでいるため魚雷の威力が凄まじく、しかも潜水艦はこのマスにしか登場しないため、海域突破を優先し対潜を想定していない編成で挑みがちになる。故に軽空母や軽巡などの攻撃が散々カ級に吸われたあげく、雷撃戦まで生き残られて再度痛い魚雷をぶち込まれるという惨事が多発、一戦目から大破が出る光景が日常茶飯事となった。良くも悪くもカ級の脅威が知れ渡った瞬間であろう。
一応、司令部レベルが51以下だとノーマルのカ級となり、開幕雷撃はしてこなくなるが軽空母などの攻撃を吸い寄せる嫌な存在である事に変わりはない。
2015年2月4日から行われた冬イベント「迎撃!トラック泊地強襲」では再びE-1から登場。潜水ソ級率いる潜水艦隊がトラック諸島を包囲し、偵察および補給の阻止を図っていた。
迎撃!トラック泊地強襲で先行実装された新艦娘「U-511」は敵潜が散布した防潜「毛」を処理する鋸を持っている。艦これ世界における敵潜水艦はカ級やヨ級なので、カ級が持つ長い髪の毛は潜水艦を絡め取る武器として使われている可能性がある。しかし、あくまで絵師の解説が出典なので公式設定ではない。
上位互換に潜水ヨ級、潜水ソ級がいる。余談だが、実装間もない頃は敵方にしか潜水艦がいなかったとか(後に伊号潜水艦が実装されたため提督も潜水艦を扱えるようになった)。
書籍での扱い
潜水艦という特殊な立ち位置にいるためか、書籍での出演はかなり控えめで、なかなかお目に掛かれない。よく主人公に抜擢される戦艦や正規空母が手出し出来ない相手だからね、しょうがないね。
その一方で陽炎、抜錨します!2巻では深海棲艦隊の前衛として単艦で登場。散り散りになった艦娘を発見するべく偵察がてら遊弋していた。損傷を受けた高雄を逃がすべく不知火は魚雷で、人形に見立てたデコイを即席で製作。逃げる方向とは逆の方角にデコイを放ち、深海棲艦が気を取られているうちに脱出しようと試みたが、カ級はその策を看破。撤退する高雄に魚雷をぶち込み、大破させる。が、高雄を轟沈させられた(と勘違いした)不知火は激昂。潜行して逃げようとするカ級の首根っこを掴み、ゼロ距離から主砲を何発も撃ち込んで惨殺した。これはひどい。
関連静画
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関連項目
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