|
医学記事 医療や健康に関する相談は各医療機関へ |
潰瘍とは、皮膚や粘膜が傷ついて抉れてしまう状態のことである。
概要
そもそも粘膜は粘膜層、粘膜下層、筋層、漿膜というように複数の層で構成されており、粘膜層が一番浅く、漿膜が一番深くなっている。
粘膜層のみが爛れた状態のことを「潰瘍までには至らない」糜爛(びらん)といい、粘膜層より奥深く抉れた状態のことを潰瘍という。粘膜下層までの潰瘍を「浅い潰瘍」「軽度の潰瘍」、筋層まで達した潰瘍を「中等度の潰瘍」、漿膜まで達した潰瘍を「深い潰瘍」「重度の潰瘍」という。
消化管(胃腸)に潰瘍を起こす主な病気としては逆流性食道炎(食道潰瘍)や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎などがある。
重度の潰瘍を放置すると漿膜が完全に破れて穴があき(穿孔)、急性腹膜炎などの重大な合併症を起こして死亡することもあるため早急の治療(場合によっては緊急手術も)が必要になる。
関連項目
- 0
- 0pt


