瀬名愛理(せな あいり)とは、『ましろ色シンフォニー』に登場する架空の登場人物である。
声優は五行なずな(PC版)及び小野涼子(PSP版、アニメ)。
概要
10月24日生まれ。血液型はA型。身長は158cm。スリーサイズはB82、W57、H85。
名門女子校の私立結姫女子学園の生徒であり、学園長の一人娘。学業成績は優秀、容姿端麗でありながらもそれらを鼻に掛けない謙虚さと礼儀正しさを兼ね備えている。また気配りや面倒見も良く、周囲からの信望はすこぶる厚い。
学園の統合については当初反対の意思を強く持っており、特に新吾(主人公)たち男子に対して辛辣な態度を取ることが多かった。
実家はかなりの良家でありながら、結姫女子学園に入学すると同時に実家を飛び出し、放課後はバイトに精を出しつつ独り新市街にある安アパートで倹約生活を営むという日々を送っている(名門お嬢様学校なのに、天羽みうといい、深夜のバイトはOKなのか・・・)。
人物
好物はふかしいも、と実に庶民的。動物が苦手なようだが、ぱんにゃに異様に懐かれてしまい困っている。
良く言えば責任感が強く、悪く言えば無類の意地っ張り。加えて見栄っ張りなため、融通が利かないという側面も。
※以下はネタバレを含むため、読みたい方はドラッグしてください。
周囲から慕われる立場にあることを自覚しており、実生活を他者に知られれば大きな弱味になると想っているため、学園ではその事実をひたすら隠し続けてきた。幸い名門学園の生徒たちは上流家庭の出身が多く、彼女の生活圏である「極めて庶民的なスーパー」等へ立ち寄ることも無いのだから、まあバレる心配なんか――
それも特売日だよ! しかもやたら所帯じみた独り言をバッチリ聴かれたよ! さらに惣菜に値引きシール張られるのを虎視眈々と狙ってるのをシッカリ見られたよ! それにムチャクチャ困った顔で苦笑いされてるよ!
と、すっかり「ベン・トー色シンフォニー」に染まる彼女だが、まさかその後、時を措かずに「オカカ色シンフォニー」が訪れることになろうとは・・・・・。
母親の破天荒な行動に振り回されることが多かったためか、環境の変化恐れて平穏な日常を強く望んでいる。
統合に反対していたのも、今ある女学園生活に男子という異分子が介入してくるのを極度に警戒したためであり、
「ベン・トー色/オカカ色」の一件で打ち解けてからは、積極的に統合に賛意を示し協力するようになった。そして、
オピニオン・リーダーたる彼女の態度の転向により、張り詰めていたクラスの雰囲気は劇的に改善されていった。
いわゆるツンデレに分類されるであろうお方なのだが、中盤以降は最初のツン成分もどこへやら、終始デッレデレ。
ありがちな自爆癖も搭載しており「学校では付き合ってることは内緒ね」などとお願いしたかと思ったら、自分から
「好き好きでしょうがないから友達だなんて言えない!」と大声で暴露したりする。これには新吾も思わず苦笑い。
だがそれがいい。
もっとも、そういう「付き合ってからが本番」という要素が強すぎるからなのか、アニメ版ではヒロインの座を降ろされてしまった。そして紗凪の親友としての立ち回りが目立つようになってしまったことで、ついたあだ名が友人A。しかものちに愛理役の小野涼子さんがwebラジオで自虐ネタに(通りすがりの友人A)。途中までそれっぽい雰囲気を漂わせながらのヒロイン降板という事態に愛理ファンは嘆息することに。
シリーズ構成のスタッフが個人としては愛理(或いはアンジェ)のシナリオを好いているらしい、という点が救いと言えば救いだろうか(コンプティーク2011年12月号のインタビューより)。
裏話
共通ルート・愛理・アンジェのシナリオを担当したシナリオライターの保住圭さんは、自分の担当キャラのネーミングが上手くいった近年の例として、本作の瀬名愛理と『キッキングホース★ラプソディ』の辻志乃を挙げている(THE INTERVIEWS での回答より)。
関連動画
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関連項目
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