瀬野八(セノハチ)とは、JR西日本山陽本線瀬野駅~八本松駅間の通称、峠としての正式名称は大山峠。
概要
この区間は、22.6‰(パーミル)の急勾配区間となっており、瀬野駅から八本松駅へ向かう600tを超える貨物列車には必ず補機が連結される。
かつては走行中解放なども行われていたが、現在は広島貨物ターミナル駅で増結、西条駅で解放の形となっている。
この補機には、1982年よりEF67形0番代・100番代という、直流機だが赤色で黄色の警戒色が入った専用機が用いられてきた。近代的なデザインながらデッキ付きなど趣味的にも楽しい存在だったが、老朽化により古い0番代はEF210形300番代に置き換えられた。こちらは青色をしており、緩衝材を用いるなどの違いはあるが見た目は通常のEF210形によく似ている。
現在は旅客列車に補機が連結されることはないが、過去に151系、153系、EF58牽引の旅客、寝台列車にも補機が連結されていた(後に車両側の出力増強により解消)。
現在、旅客列車に関しては瀬野八越えに対応出来ない編成・車両を使用したものは瀬野駅で折り返すダイヤが組まれており、新車227系に関しても瀬野八に対応する形にされている。
ちなみにどこかの迷列車作者が登り坂で空転するから223系は入線できないとほざいていたが関ケ原とか普通に登れているので問題はない。入線できるできないは基本的に下り坂で抑速ブレーキが効くか効かないかで可否が決まっている。
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