火ヤク庫とは、東京ヤクルトスワローズの打線と投手陣を揶揄した言葉である。
概要
この表現が生まれたのは2014年のこととされる。
前年に60本塁打を達成したバレンティン、他にも山田や畠山などヤクルト打線はとにかくこの年も「強烈」であった。平均打率は3割を超え、相手の投手陣を軽々と炎上させるパワーをこの年も披露した。
しかしその一方、投手陣は壊滅的であり、自身のチーム防御率も最低レベルであった。そのためヤクルト戦では大量得点同士の「馬鹿試合」がしばしば見られるようになり、いつしか火薬庫とかけてこの表現が生まれたと思われる。この年のヤクルトは結局、最下位に沈んだ。
その翌2015年には優勝を果たしているが、日本シリーズでは投手陣が全く試合を作れず1勝4敗で敗退しており、打高投低の事情は現在に至るまで改善していないため、いまだヤクルトを揶揄する表現として使われる傾向がある。
2016年のセ・パ交流戦では防御率が首位ソフトバンクで2.50、8位ながら中日が2.31を記録する中、5.90という異常値を記録し11位に終わっている(これに次ぐのは7位巨人の4.18である)。チーム得点が84を記録する中、失点は104にも達した(なおこのチーム得点84はロッテの85に次いで交流戦2位である)。
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関連項目
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