概要
活火山は「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」とされている。日本列島には、北から南までほぼ満遍なく活火山が分布していて、その数は111にものぼる。
そのうち火山噴火予知連絡会が選定した「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山」は50もある。登山者や周辺に暮らす人々にとっては、注意が必要な山が結構あるのだ。
1991年に雲仙岳で死者・行方不明者43名、2014年には御嶽山で同じく63名の被害を出した噴火が記憶に残るが、地震の予知と同じく噴火の予知もまた困難で、避難や入山規制などの情報を一刻も早く伝え被害を未然に防ぐことは大きな課題となっている。
気象庁のホームページでは、火山登山者向けの情報提供ページとして火山情報を公開している。少なくとも自らの意思で火山に近づこうとする場合はチェックしておきたい。
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