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準惑星(ケレス - 冥王星 - ハウメア - マケマケ - エリス)
概要
Mars | |
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分類 | 外惑星,地球型惑星 |
太陽からの平均距離 (地球-太陽=1AU) |
1.5AU |
直径 (地球比) |
6794Km (0.53) |
質量 (地球比) |
6.42×1023kg (0.107) |
自転周期 | 24時間39分35秒 |
公転周期 | 686.98日 |
衛星 | フォボス,ダイモス |
大気の主な成分 | 二酸化炭素,窒素,アルゴン |
年齢 | 46億年 |
火星 - [英/仏/独]Mars - [独] - [伊/西]Marte
火星は地球のすぐ外側を回る、太陽系の第4惑星である。
直径は地球の半分ほどで重力は約38%。
衛星はフォボスとダイモスの2つ。
両方とも1877年にアサフ・ホールによって発見された。
平均気温は-50℃以下だが、赤道付近では夏の昼間に20℃を超えることもある。
火星の地形は北半球の大部分の標高が低い平原が広がるなだらかな地形をしており、南半球は起伏の激しい高原地帯が広がっている。
極地方にはドライアイスの氷が広がっている。
火星の地形の中でもとくに有名で特徴なのが 『マリネリス峡谷』 と『オリンポス山』である。
マリネリス峡谷は赤道付近を東西に4000kmに渡って延びている。
その深さは7000~8000m、幅は広い所で100~200kmもある。
マリネリス峡谷の北西にあるオリンポス山は、現在確認されている中では太陽系最大の山である。
標高は約26000m、山麓の直径は550kmにもなる。
1877年 、イタリアの天文学者「ジョバンニ・スキャパレリ」は火星表面に走る筋状の模様を発見、それを谷や溝を意味する「canali(カナリ)」と名付けて発表した。
しかし、それが英訳された時に運河を意味する「canal(キャナル)」に誤訳された事で、火星には地球から観測できるほどの大運河を作れる文明を持つ生命体が存在するのではないかと言う説が生まれることになった。
こうして、火星には知的生命体がいるのではないかとたびたび話題になり、前述の運河の他にも岩山が人の顔のように見える(人面岩)などという事も取りざたされた。
もちろん最近の研究によりどちらも偶然にできた模様であることが判明している。
しかし一方で、かつての火星は現在と比較して生命の存在に適した環境であったことも明らかになりつつある。
関連動画
関連静画
関連項目
火星に関連する作品
漫画 | ゲーム |
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その他 | |
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