「"炎武帝"グレンダール」とは、テーブルトークRPG「ソード・ワールド2.0」に登場する古代神(エンシェント・ゴッド)の一柱である。
格言
「炎が鉄を鍛える。苦難と逆境が人を鍛える」
「熾火のごとく潜み、烈火のごとく攻めよ」(2.0版)
「工夫せよ。思考せよ。蛮勇は勝利を遠ざける」
「炎は破壊だけの力ではない。すべてを温め、変化を促す力なのだ」(2.5版)
概要
"炎武帝"の二つ名の通り、炎を象徴とする神格であり、破壊と再生を司る。
戦いの神として知られており積極的に戦うことを肯定するが、智恵を凝らして戦うことを説いており、決して脳筋ではない。
また、神紀文明時代に炎の力で金属や陶器を作り出して物作りの基礎を作ったと伝えられ、鍛冶・職人の神としても崇められている。炎つながりでかまどの神ともされ、料理人の信者も多い。
ドワーフを作り出した神とも言われており、ドワーフの信者が多い。一方、「破壊」「戦い」の側面に着目した蛮族の信者も存在し、人族・蛮族の信者は互いに激しく反発しあっている。
そもそも「破壊」を司る側面から「実はイグニスで神になったんじゃね?」という説が学者の間では根強く存在しているが、(少なくとも人族の)神殿では否定されている。(その場合「持っていたイグニスをダルクレムに奪われた」という不名誉な後日談がおまけについてくるので仕方ないね。)[1]
なお、「タビットのいち神学者がまとめた」という設定の公式資料によると、騎士神ザイアの師であったり、太陽神ティダンとは好敵手と書いて友と読む間柄だったり、酒幸神サカロスとは飲み仲間であったりするらしい。
聖印は燃えさかる炎に包まれた剣の図柄。
神像は隆々とした体格のよい男性の姿で表されることが多く、その髪や髭は炎で表現される。多くは武器を手にするが、前述の「鍛冶・職人の神」というイメージから槌と金床を持つ場合もある。
特殊神聖魔法
特殊神聖魔法は炎に関係するものばかりである。
炎属性の妖精魔法(炎)と被っていそうだが、実は1つしか被っていない。
射程の都合で後衛神官には向かず、おそらく前衛・中衛向けとなるだろう。
サイン・トーチ
ヒート・ウェポン
バーニング・ソウル
フレイム・バースト
オフェンティック・ファイア
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関連動画
グレンダール神官PCが登場する卓としては、ツナ缶Pの「朝までセッションしてたのに……」など。
(上記の卓では「宗派グレンダール」なる一門が存在するようである)
その他の卓については関連項目も参照下さい。
関連商品
名前だけはルールブックIから登場するが、特殊神聖魔法等のデータはルールブックIIから。(AWに詳細説明と関連図、WTに関連図改あり)
関連コミュニティ
関連項目
??? |
ラクシアの神々(参考資料:ウィザーズトゥームp.138「神々の相関図・改訂版」+カルディアグレイスp.83-84) | ||
神格 | 第一の剣勢力(人族サイド) | 第二の剣勢力(蛮族サイド) |
古代神 | 始祖神ライフォス 太陽神ティダン 炎武帝グレンダール 賢神キルヒア 妖精神アステリア 戦勝神ユリスカロア |
戦神ダルクレム 死の神ザールギアス |
大神 | 騎士神ザイア 月神シーン 酒幸神サカロス 慈雨神フェトル 秘隠神クス |
腐敗の女神ブラグザバス 不死神メティシエ 眠りの神カオルルウプテ 霧闇神フラクシス |
風来神ル=ロウド 狂神ラーリス | ||
小神 | 水の神ルーフェリア 融合神リルズ 纏いの神ニールダ 器械神レパラール 剣神ヒューレ 韋駄天ラトクレス 刃神マキシム 鉄槌神エセルフィン 竜帝神シムルグ 学護神エッケザッカ |
毒薬の神テメリオ 宥和神アーメス |
関連リンク
脚注
1. ルルブIIでは『第一の剣ルミエルに触れて神格を得たとされています』とあるが、AWでは上記のイグニス起源説も併記されており公式の確定情報はない。<剣の罰>などで出自がシビアに問題になる場合は予めGM等と打ち合わせておくのが無難。
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