炭火単語

スミビ

炭火とは、

  1. 炭(木炭)が燃焼した際に発生する炎の事。本稿で詳述。
  2. ニコニコユーザー生放送主である。炭火(生放送主)参照。

概要

炭火焼肉

に木炭を燃やした際に発生する熱を利用する。石炭を燃やした場合、通常炭火とは言わない。

古くは暖を取るために火鉢に入れて使われ、現代では焼肉焼き魚焼き鳥などを調理するのに使われる。

製法

木炭の製法は、を半ば密閉したの中に土をかけ、蒸し焼きにすることで作られる。
この際に窯の内部で行われているのは「熱分解」であり、厳密にはを燃やしていない。
木材を酸素不足の状態で「過熱する」ことにより植物繊維に含まれるセルロース分解されて木炭が得られる。

木炭の性質上、その質は元の木材と焼き方に依存し、炭・炭の2つに分けられている。
炭はナラやクヌギを用い、消火時に窯を密閉することで作られる。短時間で燃え尽き、着火力に優れる。
料理用途よりも工業用途に用いられることが多く、自鍛造(作ってみた)の際にも良く使われる。
炭はカシやナラを用い、熱した炭を消火して作られる。長時間燃え、盛んに赤外線放出する。
その性質から料理に用いる炭としては上質とされ、炎も立ちにくいのでおいしく焼ける。

いわゆる備長炭はウバメガシやナナカマドを炭の製法でこしらえたものであり、煙の出にくい炭の中でも特に雑味がつきにくいとされることから有名になった。

利用

穏やかで長時間持続される熱量、豊富に放射される遠赤外線、炎が発生しにくいため安全に扱える、そしてホームセンターなどで手軽に買える…等の利点 を見込まれ、単に焚き火などの燃料として暖を取るだけではなく、バーベキューなどのアウトドアでの料理や七輪を用いての焼き料理に用いられる。
特に焼肉などでは焦げにくさを買われて利用されており、『炭火』を使っていることを前面に押し出している店も多い。
また燃料の他に、暖を取る用途としても、暖炉囲炉裏などによくくべられる。

ただし、分を含んだ木炭やを併用する場合、内部に含まれる分が煤を巻き込んで蒸発し「煙」が発生する場合があるため、特に直火を用いる際には十分に注意されたい。

炭火の化学

上述の通り木炭は炭水化物であるセルロース(C6H10O5)を酸素欠乏状態で過熱させることで生成する。
酸素欠乏状態で燃焼するとこのセルロースから水素酸素を調達するため、炭素(C)のみが残るのである。

また、木炭というのは炭酸カリウムを含む炭素集合体であり、燃焼時の化学式は

2C + 4O2 → 2CO2(うちO2は大気中に存在)

となる。この際に「燃焼」という形でエネルギー放出され、熱が発生する。
炭の燃焼はカロリー放出量が較的少なく、穏やかに燃えるので、安定した熱量が期待できる。
ただし、この反応は助燃剤である炭酸カリウムの含量に大きく依存し、例えば木炭がしけっていたり、流水中された木炭は炭酸カリウムが失われ、着火力が極端に悪くなる。
消臭剤・添加剤(電気釜に入れるアレ)として販されている炭はこの処理を経ているために着火力に乏しいことが多い。

その他

  • 炭はその要燃焼温度の高さ、薄さに起因する燃焼の低さから燃料としての用途は微妙
    どちらかというと脱臭や食品用途に使われることが多い。
  • 七輪は炭火の友である。ぜひ使ってみてほしい。ただし火の扱いは慎重に。

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炭火

1 ななしのよっしん
2009/07/24(金) 21:09:15 ID: q4/4y4m1sV
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2019/06/24(月)22時更新