炭とは、木材などの有機物を焼いたりしてできる黒いものである。いくつかの意味がある。
- 炭 - 木材や竹を炭窯で蒸し焼きにして作る燃料。炭素と微量の灰からなる。基本、黒い。木材から作ったものは木炭、竹から作ったものは竹炭。
- 炭 - 木炭や石炭などの総称。
- 炭 - 薪などの焼け残り。黒い。消し炭。
漢字として
炭
- Unicode
- U+70AD
- JIS X 0213
- 1-35-26
- 部首
- 火部
- 画数
- 9画
- 意味
- すみ、炭火、燃えさし、炭素、石炭、という意味がある。〔説文解字・巻十〕に「木を燒くの餘りなり」とある。
- 字形
- 諸説ある。岸声の形声説(説文大徐本)、屵声の形声説(小徐本、段注本)、山+厂+火の会意で炭を作る意とする説などがある。
- 音訓
- 音読みタン(漢音、呉音)、訓読みは、すみ。
- 規格
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 炭化・炭素・炭田・炭団
異体字
- 𡵼は、〔龍龕〕に炭と同じとある異体字。
関連静画
関連項目
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