無限ハグとは、アニメ『プリティーリズム』シリーズに登場するプリズムジャンプである。
各種派生技や亜種である無限ハグエターナルについても本項で解説する。
概要
原作であるゲーム版には登場しない、アニメオリジナルのプリズムジャンプ。
無数の分身を飛ばし、観客を1人1人ハグするという名前通りの大技。
現在のところ使い手は全員男子プリズムスターである。
プリティーリズムシリーズの基本原則として「作中でメインで扱われる女子プリズムショーより男子プリズムショーの方がレベルが上」というものがある。
エフェクト付きのコピペ分身を飛ばすこのプリズムジャンプは確かに省エネではあるものの、その見た目の絶大なインパクトにより視聴者に男子レベルの凄みを知らしめ、
おまけに過ぎないはずの男子にも一切手は抜かない姿勢は巡り巡って男子プリズムショーをメインに据えた『キンプリ』へと繋げることになる、まさに男子プリズムショーを代表するプリズムジャンプである。
歴代の使い手
- ショウ(無限ハグ)
- 『プリティーリズム・オーロラドリーム』において、初めて無限ハグを披露した男。
ショウの無限ハグは「多数のファンを愛することはできるが、1人の個人を深く愛することはできない」という悲しみを背負ったプリズムジャンプでもある。 - 速水ヒロ(無限ハグwith love)
- 『プリティーリズム・レインボーライブ』のDVD-BOX特典映像において、初めて3DCGで無限ハグを披露した男。
ヒロの無限ハグは「これまで自分を偽りのスターとして卑下していたヒロが、ファンと向き合い、想いに応えられるようになった」という成長が表れたプリズムジャンプでもある。 - 一条シン(シン・無限ハグ)
- 『KING OF PRISM』において、初めてのプリズムジャンプに無限ハグを選んだ男。
ヒロの無限ハグを初めて目にした際の衝撃と如月ルヰに抱きしめられた際の感動から生まれたプリズムジャンプで、コーチを務めていた神浜コウジには初めてヒロとプリズムショーをした時の事を想起させ、物陰からのぞき込んでいた涼野ユウらには腰が抜けて立てなくなるほどの感動を与えた。
無限ハグ・エターナル
『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』において春音あいらがショウから無限ハグの指導を受けることによって編み出したプリズムジャンプ。こちらもゲーム未登場。
名前こそ無限ハグであるものの、内容は全く異なり、旧劇場版の綾波レイよろしく地球より巨大化し、そのまま地球を抱きしめる、というもの。
このプリズムジャンプを習得したことで、あいらはスランプより脱し2014年度プリズムクィーンとなる。だがしかし習得の過程でショウの恋愛観「恋はあこがれのままが、恋は夢のままが、一番純粋で美しい」を知ったことであいらは次第に苦悩し、後の三角関係の泥沼化や洗脳騒動につながることになる。
グレイトフルシンフォニアにおいてはショウと二人でこのプリズムジャンプを飛び、二人で地球を抱きしめ、全世界生中継で三角関係に終止符を打った。
『プリティーリズム・レインボーライブ』では天羽ジュネがこのジャンプを披露する。
巨大化パートが省略されているが、前後のプリズムジャンプにオーロラライジング(結婚)とラムール・ド・ランジュ(出産)を飛んでいることで、このプリズムジャンプのモチーフが妊娠であることがより明確になっている。
『KING OF PRISM』続編『PRIDE the HERO』で開催されたプリズムキングカップ「サンダーストームセッション」においては如月ルヰが「オーロラライジング」などとともに披露。
あいらと同じように白い翼が生える。
法月仁の傍らでショーを鑑賞していた天羽ジュネは、ルヰの記憶や感情に触れたことで滂沱の涙を流し続けていた。
関連動画
関連項目
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