爆笑レッドカーペットとは、フジテレビ(FNS)系列で放送されていた、ショートネタお笑い番組である。
概要
元々は「発掘!あるある大事典II」の不祥事による打ち切りに伴い、急遽つなぎ番組として単発放送されたものである。当初は日曜夜9時台、その後2時間特番枠などで数回放送したところ高視聴率を記録したため、2008年4月より水曜夜10時枠でレギュラー番組化された。
司会は今田耕司、高橋克実、中村仁美(フジテレビアナウンサー)。毎回オープニングで高橋克実が新しい企画や新しいグッズ案を持ちだしてきては今田に突っ込まれる。
出場者(芸人)はベルトゴンベアで動くレッドカーペット(全長15m)に乗り、ネタを披露する。披露をし終えたところで、7人の審査員が判定をし、最高21点の『満点大笑』を目指す。そして、審査員にウケた芸人が、最後にもう一度ネタを披露できる『カムバックレッドカーペット』に出場することもできる。最終的に最も面白かった「レッドカーペット賞」を高橋克実が指定した審査員が選び、受賞した芸人には赤いトロフィーが贈られる。
ネタ披露には芸人が他の芸人とコラボレーションする『コラボカーペット』というコーナーがあり、今まで夢の競演が何度もあった。
この番組で他の番組に出演するきっかけを作った芸人を『レッドカーペット芸人』と呼ぶが、中には『エンタ芸人(『エンタの神様』からブレイクした芸人)』や『おもしろ荘芸人(『ぐるナイ』からブレイクした芸人)』など、日本テレビ系列の番組でブレイクした芸人も混じっている。また、すでにブレイクしている芸人や大物化した芸人もたまに登場する。
水10から土7に移動した後は、水10枠は内村光良らが結成するお笑い劇団番組『爆笑レッドシアター』が姉妹番組として放送されている。レッドカーペットでブレイクした芸人が主にレギュラーとして入っている。
2009年4月には土7枠へ移行、さらに2010年4月には日曜8時枠へ移行したが、ちょうどこの頃にマンネリ化による人気の陰りが見え始めてきていたのと、裏番組に強敵が揃う時間枠への移行が重なったため、枠移動前まで12%前後をキープしていた平均視聴率が7~8%前後にまで急落してしまう。結果的に、改編期でもない同年8月1日に打ち切られてしまうこととなってしまった。
打ち切り後は主に元旦に不定期特番として放送されているほか、2012年2月18日には「爆生レッドカーペット」とタイトルを変え、番組初の生放送とインターネット連動生リクエスト企画を行った。「爆生」は初回に14.7%という高視聴率を記録したため、次回放送予定が5月下旬であったものを急遽4月にも放送されることが決定。そのせいか、MCである中村仁美アナは産休で欠席、高橋克実は舞台稽古とのダブルブッキングが発生し、番組後半のみの出演となった(高橋は5月も同様、途中からの出演)。一見グダグダな感じになっているようではあるものの、2・3回目とも12%前後と、安定した視聴率を記録している。しかし7月28日放送分はロンドンオリンピックの中継と重なってしまった影響をモロに受けてしまい、5.6%と惨敗を喫してしまった。
ショートネタブームの終焉とともに本番組の特番放送も休止状態となり、2015年からは同じチームのスタッフが手掛ける正統派ネタ番組「ENGEIグランドスラム」に事実上衣替えされている。
主なレッドカーペット出場者
オープニングテーマ
Brilliant 2U(K.O.G.G 3MIX)- レギュラー放送時代に使用。
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関連項目
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