片桐安十郎とは、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物である。
テレビアニメ版では浜田賢二がCVを担当。2017年に公開された実写版映画では山田孝之が演じた。
おれはいつだって、どこからかこの概要を見ているからな!ククク・・・
ジョジョの奇妙な冒険・第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場するキャラクター。通称『アンジェロ』。
1964年生まれ(本編時点で34歳)で、第4部のストーリーの舞台である杜王町の出身。
「いい気になっているヤツ」を破滅させたり、殺害することが生き甲斐の、生まれついての邪悪。一度逆恨みした相手はとことんまで張り付いては身辺を調べ上げ付き纏うなど、タチの悪い性格。
IQ160の天才でもあり、後述のスタンド能力を最大限に活用した知能犯ぶりは承太郎や仗助を苦しめた。
何気に第5部で登場したフーゴを上回る知能指数を持つのだが、こちらはあまり話題に登らない傾向にある。
「日本犯罪史上最低の殺人鬼」と評される凶悪犯罪者で、12歳の頃に強姦と強盗の罪で捕まり、その後も出所しては犯罪を繰り返して逮捕される、というサイクルを繰り返し、人生の大半を刑務所の中で過ごしてきた男。彼の最後の犯罪は「3人の少年を強姦したのち殺し局部のみを切り取った」一件に加え、逮捕される際に警官を1人刃物で殺害したという凄まじいもので、承太郎にも「便所のネズミもゲロを吐くようなどす黒い気分」にさせられると評された。
その彼が死刑判決を受けたはずが、受刑直前に形兆の持つ「弓と矢」でスタンド能力が覚醒、その後絞首刑で死亡するはずが20分以上に渡りなぜか心臓が停止せずに動いており、死刑が延期される事となる。
そしてその翌週に刑務所を脱走、生まれ故郷の杜王町へ戻ってきたアンジェロはスタンドを行使しては気に食わない市民を気の向くままに殺害したり、スタンドを取り付かせて犯罪行為を行うなど、悪行の限りを尽くしては自らは安全な場所からそれらを楽しんでいた。
やがてその折に強盗を止めにきた仗助と出会い、逆恨みから仗助を殺害するべく東方家の付近へ潜伏しては仗助の身の回りに張り付くが、水道の水を介して仗助の母親・朋子の体内へ入り込み殺害しようとしたところを仗助のスタンドによって捕えられ、瓶へ閉じ込められる。その後、承太郎が来るまで仗助の監視下に置かれたが、そこでかつて12歳の頃に自らを逮捕した仗助の祖父が東方家に住んでいる事を偶然知ると、(承太郎が到着した事で仗助が部屋を出た一時の隙を付き、ブランデーになりすまして)彼を私怨から殺害する。
その後膠着状態が続いたある時、雨が降った事を皮切りにスタンド能力をフルに活用。家中の水道や風呂場などから水気(水蒸気)を一斉に沸き立たせ、家の中にも外にも逃げ場が無くなった承太郎と仗助に襲い掛かるが、仗助の機転によって今度はゴム手袋へ捕えられてしまう。そして本体であるアンジェロ自身も2人の前に引きずり出され、仗助の怒りの一撃で右手を岩と一体化させられた後、スタンド能力が覚醒した秘密を白状する。
しかし、その独白の間にもアンジェロはしぶとく抵抗を続けており、話を続ける一方で近くにいた子供にスタンドを取り付かせ人質にするも、仗助の髪型をけなしてブチキレた仗助によって今度こそ、アンジェロの全身を念入りに岩と融合させられてしまった。その結果、杜王町の新観光名所『アンジェロ岩』として生きていくことになった。
その後のストーリーで、岩となったアンジェロが仗助や康一に「よっ アンジェロ!」と声をかけられ、時々「アギ・・・」と喋る描写があることから、スタンドは操れないがまだ生きている模様。岩になったため自分の意思で死ぬ事さえできない、という点は第2部のラスボスであるカーズと似ている部分があり、自身を「呪われた犯罪者」と認めるアンジェロにとっては、仗助の「永遠に供養しろ」という台詞にもあるとおり「死よりも重い罰を下された」とも取れるだろう。
ストーリーはその後、アンジェロにも勝るとも劣らない凶悪殺人鬼とされる吉良吉影が登場していくのだが、アンジェロに関する話題は出てこなくなる。犯罪歴に関しては吉良よりも長い事になるのだが、こちらも特に誰にも突っ込まれていない。アンジェロと違い逮捕歴の有り無しの差や世間に犯行自体が露見していない事も大きいのかもしれないが。
ニコニコ動画ではアニメとその公式配信により、新たに「負けたら名所」のタグを賜っている。
実際仗助により町の観光名所として、死刑を下されることも誰かに裁かれることもなく永遠に供養し続けることになったその姿は、視聴者から見ても滑稽な最後だっただろう。
いい気になってるヤツは・・・ オレのスタンドをのみ込んでくたばりやがれッ!
- アクア・ネックレス(水の首飾り)
【破壊力:C / スピード:C / 射程距離:A / 持続力:A / 精密動作性:C / 成長性:E】 - アンジェロのスタンド能力。
水分と同化して活動するタイプの遠隔操作型スタンドで、全身が水で構成された、足が無い人間の形をしており、全身には無数の目がある。外見の大まかな特徴はプロシュートのスタンドとも重なるが、こちらは目つきが悪い。水分ならば湯気や加湿器の霧とも同化し、液体状のスタンドをジュースやコーヒー、ブランデーなど、何かの飲み物へとカモフラージュさせることも可能。
生物の体内へ入り込んで攻撃するスタンドで、体液を通じて体内から内臓を食い破って殺害するほかにも、別の人間に憑依して思い通り操る事もできる。
反面、水と同化しているため自分の意志でスタンドを消去できず、ガラス瓶などの固形物の容器へ封印されると身動きが取れなくなる弱点もある(最後に捕まったゴム手袋を破るほどのパワーも無い)。しかし液体であるためかスタンドで殴ったりしても有効なダメージが与えられず、容器などに捕えなければ攻撃が通じない。
総じて、アンジェロの知能と狡猾さを体現したようなスタンドで、乾いた場所で水気を警戒していれば大丈夫だが、雨の中など水気が溢れる場所になると、この上なく脅威となる。
「水と一体化して操る遠隔操作スタンド」という点に関しては、第3部で登場したンドゥールのスタンド『ゲブ神』とよく似ている。
実写版映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」のアンジェロ
2017年に公開された実写版映画の「第一章」でも凶悪連続殺人鬼アンジェロが登場。山田孝之が演じたが、映画を視聴したファンの間では専ら「怖すぎ」「山田さんだからこそできた役作り」などと感想が飛び交うくらいに、実写版ならではの「アンジェロ」を演じきった。
詳細はネタバレになるので映画の内容を多くは書けないが、御覧になっていない人はぜひ一度劇場へ足を運んでもらいたい。
自身の役が最終的に岩にされてしまうことから、山田はインタビューの席で「アンジェロは皆さんご存知の通り、『アンジェロ岩』になります」と原作通りの展開を改めて語った上で、「撮影の4カ月前に、三池さんに『今回はCGを使わない。実写で岩になってもらう』と言われ、『マジすか』」と返したエピソードを真剣な表情で語り、「小石を渡されたので、そういうことかと思い、それを食べました。そこから4カ月間、ちょっとずつ石のサイズを大きくして食べ続け、岩と同化することに慣れ、最終的に岩になれました」とジョークを飛ばしていた。
さらに主演の東方仗助役・山崎賢人が「孝之さんが岩になるのは結構、衝撃的なシーンだと思う。目の前で岩になっていく姿を目の前で見させてもらった」と話し、山田は「頑張りました。4ヶ月かけて」と笑顔で語ったらしい。
ちなみに山田は「アンジェロは素の自分に近い」とも発言している。
それに今、動画を荒らしてたな。 いい気になってんなてめーッ
ニコニコ動画は自分1人のもんだと、いい気になってたなッ!
買ったッ!予想とおりだぜ仗助ッ!
壁をブチ破って、このニコニコ市場へやってくると思ってたぜ!
住みよいニコニコを作ろう 名所その①『ジョジョの奇妙なコミュニティ』
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必ず てめーのブラウザの中に入っていってやる・・・
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