牟岐線単語

53件
ムギセン
1.8千文字の記事
  • 0
  • 0pt
掲示板へ

牟岐線とは、四国旅客鉄道JR四国)の営業する鉄道路線(地方交通線)である。

概要

牟岐線は、徳島県徳島市徳島駅から徳島県海部陽町の海南駅までを結ぶJR四国の路線であり、全徳島県内に所在する。
終点海南駅で接続する阿佐海岸鉄道阿佐東線と合わせて、
波室戸シーサイドラインという称も付けられている。

全線単線非電化の如何にもローカル線といったイメージではあるが、徳島阿南間はパターンダイヤが導入され普通列車が毎時2本以上確保されるなど運行本数は地方にしてはそこそこ多く、特急列車むろと)も一日1往復だけだが運行されている。
阿南以南は本数が少ないが、並行して徳島バス高速バスが走っていることから、列車が走っていない時間帯はバスの途中乗降でカバーされている。ただ、運賃が異なるためにJRのきっぷでバスに乗れないなど不便であることから、2022年4月から阿南・由岐・日和佐・岐・浅川の各に対応するバス停においてJRのきっぷ(「青春18きっぷ」を含む)で乗降できるようになる(阿南での鉄道との乗り継ぎも可)。
2023年5月からは海南にも対応するバス停が設定された。

沿線には

などが存在する。

阿佐海岸鉄道DMV専用鉄道になる関係で、海南駅海部間もDMV専用区間となったことから、2020年阿佐海岸鉄道に移管された。

最初に開通したのは徳島小松間で、共同汽という民営会社が19134月20日に開業させた。ただし、開業当初よりが借り上げて営業しており、1917年9月1日にはくも有化されている(小松軽便線。1922年9月2日小松島線と改称)。

一方、1916年12月15日には阿南鉄道の手により中田~古間が開通した(接続中田駅は同日に開業)。1936年3月27日には途中の羽ノから分岐する形で桑野まで延伸し、同年7月1日阿南鉄道有化され、牟岐線となった。

1937年6月27日には桑野から福井駅まで、1939年12月14日には日和佐間まで、1942年7月1日にはまで延伸開業された。1943年6月5日には羽ノ~古間の旅客営業が止され、貨物支線となった(1961年4月1日止)。

1961年4月1日に路線が再編成され、牟岐線は徳島駅からまでとなり、1973年10月1日には海部まで延伸され現在に至っている。小松島線中田駅から小松までの一区間のみに短縮され、全長1.9kmという「日本一短い路線」となった後、第1次特定地方交通線定されて1985年3月14日止された。

路線データ

  • 全長:79.3km
  • 軌間1067mm
  • 数:29
  • 全線単線
  • 全線非電化

現在使用中の車両

駅一覧

徳島県内。

特急特急むろと
●:停:一部停、|:通過
なお、海南駅間は普通列車となる。

普通列車は各に停する。

駅番号 特急 乗換・備考 所在
M00 徳島駅 高徳線徳島線鳴門線 徳島市
M01 富田駅
M02 二軒屋
M03 文化森駅
M04 地蔵
M05 中田駅 小松島線1985年止) 小松島市
M06 小松
M07 赤石
M08 立江
M09 羽ノ 阿南市
M10 西原駅
M11 中島駅
M12 阿南 徳島バス阿南バス停
M13
M14 徳島バス営業所バス停
からは約1.5km離れている
M15 桑野
M16 新野駅
M17 福井駅
M18 由岐 徳島バス(由岐バス停 海部美波
(臨)田井ノ 季の海水浴シーズンのみ営業
M19 木岐
M20 河内駅
M21 日和佐 徳島バス(日和佐バス停
M22 河内駅
M23 海部岐町
M24 徳島バス(由岐バス停
M25 海部陽町
M26 浅川 徳島バス浅川バス停
M27 海南駅 阿佐海岸鉄道阿佐東線
徳島バス海部高校バス停

関連動画

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 0
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

結月ゆかり (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: ゲスト
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

牟岐線

1 ななしのよっしん
2023/05/24(水) 19:54:01 ID: AHmnEsVPNV
バスとの運賃共通化は悪くない試みだと思う。

阿南以南は、日中普通列車を一切運行しない
代わりに、特急むろとをせめて3往復は設定したら
良いと思う。
👍
高評価
1
👎
低評価
0

スマホで作られた新規記事

こちらの記事に加筆・修正してみませんか?

淫夢厨(淫夢) 弟シリーズ 人力まほやく イケボ実況part1リンク