牧秀悟単語

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牧秀悟（まき　しゅうご、1998年4月21日-）とは、長野県出身のプロ野球選手（内野手）である。現在は横浜DeNAベイスターズに所属。

概要

小学校から野球を始め、中学校ではシニアに所属し、3年に全国大会に出場した。

松本第一高等学校では1年春からベンチ入りしたが、甲子園大会出場はなかった。

中央大学に進学し、1年春から遊撃手のレギュラーに定着する。3年春に首位打者のタイトルを獲得し、3年夏には日米大学野球の日本代表に選出され、主軸を担った。3年秋にはMVPを受賞。4年には主将を務めた。

2020年ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団した。背番号は2。

DeNA時代

2021年は開幕を一軍で迎え、3月26日の読売ジャイアンツ戦（開幕戦）では3番一塁手で先発出場。3月31日の東京ヤクルトスワローズ戦にて、高梨裕稔からプロ初本塁打を記録。4月6日の中日ドラゴンズ戦では球団通算8000本目のメモリアルアーチを放った。8月25日の阪神タイガース戦では新人史上初となるサイクルヒットを記録した。新人での3割20本達成はあの高卒新人3割30本を達成した清原和博以来の快挙であり、チームの公式戦終了時点で打率2位。しかも長嶋茂雄を超える新人最多二塁打と長嶋茂雄に並ぶ新人最多猛打賞を記録した。また、最終戦とその前日の試合からNPB史上初となる5打席連続二塁打の記録を達成。しかし、新人王は広島東洋カープの栗林良吏が受賞した。

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2022年はキャンプを前にして新型コロナウイルスに感染し、キャンプは二軍で過ごした。開幕から4番として起用され結果を残していたが、4月7日に再び新型コロナウイルスに感染したことで特例2022で一軍登録を抹消された。4月20日に復帰し、5月には自身2回目の月間MVPを受賞した。オールスターゲームでは初めてファン投票で選出されて出場。ホームランダービーでは柳田悠岐に初戦で敗退した。8月21日の広島戦で球団史上初の新人から2年連続20本塁打を記録した。135試合の出場で打率.291、リーグ1位の36二塁打、24本塁打、87打点を記録した。

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2023年は第5回WBCの日本代表に選出され、中国戦とチェコ戦でホームランを記録。シーズンでは全143試合に出場し、打率.293、リーグ1位の164安打、リーグ1位の39二塁打、29本塁打、リーグ1位の103打点と活躍し、最多安打、最多打点のタイトルを獲得した。オフにアジアプロ野球チャンピオンシップの日本代表に選出された。

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2024年5月18日の中日戦で右膝裏の張りを訴えて交代したが、後に右太腿裏の肉離れと診断され、5月21日に一軍登録を抹消され、5月31日に復帰した。3年連続でオールスターゲームにファン投票で選出され、第1戦でホームランを記録してMVPを受賞した。9月11日の阪神タイガース戦で4年連続20本塁打を達成した。132試合の出場で打率.295、23本塁打、74打点を記録した。
クライマックスシリーズでは打率.625と活躍し、日本シリーズ進出に貢献した。
日本シリーズでは初戦から2連敗を喫した後に選手間ミーティングを主導し、そこからチームは4連勝。第5戦ではシリーズ第1号3ランホームランを記録し、日本一に貢献した。
オフには第3回プレミア12の日本代表に選出された。

プレースタイル・人物

長打力と勝負強い打撃が持ち味。プロキャリアは浅いものの落ち着いたプレーを見せている。

大学時代、憧れの選手として中田翔をあげていた。

「SLAM DUNK」に登場する牧紳一と同じ名字であること、ベイスターズが神奈川のチームということ、そして牧自身が「SLAM DUNK」の愛読者ということもあり、「神奈川の牧（神奈川No.1の牧）」と呼ばれることも。本人もまんざらではない模様で、登場曲にもSLAM DUNKの主題歌である「君が好きだと叫びたい」と｢世界が終るまでは…｣を使用している。ルーキーシーズン終了後にはアニメ「SLAM DUNK」で牧紳一の声優を務めた江川央生氏と対談企画も実施された。

同年代の佐藤輝明とは2021年シーズンを新人王争いした。SNSやなんJ等の掲示板ではどちらが上か等争いの種となっており、牧自身も「なんJの牧」という蔑称で呼ばれることもあるが、特にライバル意識は無く普通に佐藤とは仲が良いようだ。

応援歌

球団	レス	No	プレイヤー
DeNA	応援歌のピコカキコ一覧#1232	13303

※かつて横浜ベイスターズに所属していた村田修一の曲が流用されている。

成績

• （2024年終了時点）
• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別打撃成績

年 度	球 団	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	打 点	盗 塁	犠 打	犠 飛	四 球	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率
2021年	DeNA	137	523	487	73	153	35	3	22	71	2	1	2	27	6	85	16	.314	.356
2022年		135	568	509	63	148	36	1	24	87	3	0	6	43	10	82	14	.291	.354
2023年		143	605	559	78	164	39	3	29	103	2	0	6	33	7	85	17	.293	.337
2024年		132	559	516	76	152	33	0	23	74	11	0	2	37	4	59	13	.295	.345
NPB：4年		547	2255	2071	290	617	143	7	98	335	18	1	16	140	27	311	60	.298	.348

国際大会での打撃成績

年度	代表	大会	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
2023年	日本	WBC	6	16	15	2	3	0	0	2	2	0	0	0	1	0	2	1	.200	.250

年度別守備成績

年 度	球 団	一塁手						二塁手
		試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率	試 合	刺 殺	補 殺	失 策	併 殺	守 備 率
2021年	DeNA	67	307	22	0	38	1.000	102	210	295	8	67	.984
2022年		-						135	278	382	13	78	.981
2023年		-						143	336	406	9	92	.988
2024年		-						128	281	377	18	72	.973
通算		67	307	22	0	38	1.000	508	1105	1460	48	309	.982

タイトル・表彰・その他

タイトル
最多打点	1回	2023年
最多安打	1回	2023年
表彰
月間MVP	3回	2021年10月・11月、2022年5月、2023年8月
ベストナイン	2回	2022年、2023年
オールスターゲームMVP	1回	2024年第1戦
その他
サイクルヒット	1回	2021年4月6日
オールスターゲーム出場	3回	2022年-2024年

関連動画

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関連項目

• プロ野球選手一覧
• NPB（日本プロ野球）
• 横浜DeNAベイスターズ
• SLAM DUNK（愛読書）
• なんJの牧

出典

• ベイスターズ牧が“スラダン”から学んだ事 新人王有力候補×声優「神奈川の牧」対談 - スポナビ

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