犠とは、いけにえという意味の漢字である。
漢字として
犧
- Unicode
- U+72A7
- JIS X 0213
- 1-64-26
- 部首
- 牜部
- 画数
- 20画
- 意味
- 旧字体は犧。犠は俗字。
- 宗廟に供える生贄の牛、色が純一の生贄の牛、動物の形の酒器、という意味がある。〔説文解字・巻二〕に「宗廟の牲なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は羲。羲は羊をノコギリを切るという字で、犠の初文。牛に従い生贄のウシをいう。
- 音訓
- 音読みは、キ、サ(漢音)、ギ(慣用音)、訓読みは、いけにえ。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 犠牛・犠牲・犠尊・犠打・犠羊
異体字
- 犧は旧字体。JIS X 0213第二水準。常用漢字表に参考字体として載っている。
- 戲、獻は〔集韻〕にある異体字。
- 簡体字は牺。
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