玄田哲章(げんだ てっしょう)とは、81プロデュースに所属する日本の男性俳優、声優である。
持役は「アーノルド・シュワルツェネッガー」(本人から公認されている)。
宿敵(と書いて「とも」と読む)は「加藤精三」。
概要
1948年5月20日生まれ、岡山県出身。AB型。本名である「横居光雄」(よこい みつお)や、「横井光男」(読みは同じ)の名義でも活躍していた。2008年に還暦と声優生活35年を迎えた。
1972年から野沢那智の紹介で舞台俳優の傍ら声優を始めたベテランの一人であり、独特の太い低音の声質と、アーノルド・シュワルツェネッガーが演じる筋骨隆々キャラの吹き替えや、トランスフォーマーのコンボイ司令官の様なカリスマ性あふれる(笑)リーダーキャラや、ハイスクール奇面組の冷越豪やドカベンの岩鬼正美の様な個性あふれるギャグキャラ、果てにはオカマキャラから宇宙家族カールビンソンのおとうさんの様な不思議ちゃんまで演じられる実力の幅の広さに定評がある。
最初に注目を集めたのは「ドカベン」で担当した岩鬼正美であり、「や~ま~だ」等の名調子を生み出している。
氏の特筆すべき点としては、たくましい声質の中に独特の愛嬌がある事で、コンボイ司令官をじっとしていればカリスマ性あふれるリーダーなのに崖から落ちて叫ぶ事に定評のあるどじッ子にしてしまったり、アーノルド・シュワルツェネッガーやダン・エイクロイドが作中でおこなう愛嬌のある仕草をさらに効果倍増させており、ダンディなだけでなくコメディもこなせる演技者である事を証明してもいる。そのほか、持役であるバンダイの戦隊シリーズの玩具のCMでの無駄にハイテンションなナレーションにも定評がある。
※スーパー戦隊シリーズでCMナレーションを担当していることから悪役の声をあてる事を自粛している。
また、押井守監督の実写作品「紅い眼鏡」では、室戸文明役で顔出し出演しており、本人振り付けのマンボを踊るシーン等も観れる。
ゲームでも、CAPCOMの格闘ゲームキャラ「ザンギエフ(一部作品のみ)」やゴッド・オブ・ウォーのマッチョハゲクレイトスさんや戦国BASARAのお館さま(武田信玄)を演じている。
同じくベテラン声優の加藤精三とは、時にコンボイとメガトロンとして、時に巨大ヤプールとメフィラス星人として競いあうライバル関係にあるとかないとか。しかし、2014年1月17日に加藤精三は宇宙の星となった。
主な出演作品
アニメ
特撮
ゲーム
- イリスのアトリエ エターナルマナ(ベグル)
- 鬼武者3(本多平八郎忠勝)
- CAPCOM VS. SNK(ザンギエフ)
- キングダム ハーツ(ティガー)
- グローランサー(ウォレス)
- ゴッド・オブ・ウォー(クレイトス)
- スーパーロボット大戦シリーズ
- スーパーロボット大戦EX(アハマド・ハムディ、カークス・ザン・ヴァルハレビア)
- スーパーロボット大戦X(龍神丸/龍王丸)
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD(アハマド・ハムディ)
- スーパーロボット大戦30(剛大次郎)※DLC追加キャラクター
- スーパーロボット大戦V(デザート・ロンメル)
- スーパーロボット大戦UX(デウス・エクス・マキナ※「鉄のラインバレル」のキャラクター)
- 第2次スーパーロボット大戦OG(アハマド・ハムディ、カークス・ザン・ヴァルハレビア)
- ストリートファイターEX(ガイル)
- スプリンターセルシリーズ(サム・フィッシャー)
- ゼノブレイド(ゾード)
- 戦国BASARA(武田信玄)
- テイルズオブデスティニー(マイティ・コングマン)
- ナムコクロスカプコン(名無しの超戦士2P ※カプコン「ロストワールド」から)
- Piaキャロットへようこそ!!(PC-FX版) (Piaキャロットのオーナー)
- ファイナルファンタジーIV(ヤン・ファン・ライデン)
- ファントム・キングダム(悪魔将軍ミッキー/覚醒ヴァルヴォルガ)
- 幽☆遊☆白書シリーズ(戸愚呂・弟)
- レイトン教授と奇跡の仮面(シバロフ)
- ロックマンX7(ソルジャー・ストンコング、ヘルライド・イノブスキー)
- ロックマンDASH(ティーゼル・ボーン)
吹き替え(実写)
- アーノルド・シュワルツェネッガー
- シルベスター・スタローン(シュワルツネッガーのFIXとして認められた以降は担当してない)
- スター・ウォーズ新三部作(メイス・ウィンドゥ)
- ドクター・フー(四代目ドクター)
- トランスフォーマーシリーズ(オプティマスプライム)
- ホビット三部作(ドワーリン)
- レッドクリフ(劉備)
- ローレンス・フィッシュバーン
吹き替え(アニメ)
人形劇
その他
関連動画
関連生放送
関連項目
外部リンク
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