珍プレーとは、主にその専門のジャンルの人物にあるまじきプレー、または普段なかなか見られない様な珍妙で面白い行動などを指す言葉である。
概要
珍プレーといえば、1983年~2005年にフジテレビで放送されていた特別番組『プロ野球珍プレー・好プレー大賞』から野球を指すことが多い。しかし、上記の通り野球以外のスポーツ、またはスポーツ以外のジャンルでも、その人物が起こしてしまったお粗末なプレーや珍しくて面白い映像などを珍プレーと呼ぶことがある。
主に試合中の選手が起こした行動についてピックアップされることが多いが、試合外の選手や監督の面白い行動、審判や試合を見に来ている観客などカメラが捉えた面白シーンを珍プレーとして紹介することもある。
最も有名な珍プレーは中日ドラゴンズOBの宇野勝が起こした「宇野ヘディング事件」である。
その事件の笑劇は凄く、それまではプロ野球ニュースの1コーナーでしかなかったものが、このプレーにより様々な珍プレーや好プレーが寄せ集められ、上記の『プロ野球珍プレー・好プレー大賞』という特別番組として放送され始めるようになった。いわば礎のようなプレーであった。
あくまでも珍プレーはプロ(玄人)の世界で観客を魅せるべき人が起こしたエラーや面白い行動を指すのであって、素人の守備エラーなどのプレーを珍プレーと揶揄してはいけない。宇野さんはリーグ最多失策を7回記録したけれど、高校時代、守備の巧さに目をつけられてスカウトされた人物なので、宇野さんの守備もあまりバカにしてはいけない。(あと盗塁死が盗塁成功よりも多いのも)
また、特定のチームの起こしたエラーをそのチーム名を使って「ベイス☆ボール」などと揶揄する者もいるが、珍プレーとは呼べるものではない軽微なエラーも珍プレーとして扱われており、その言葉で一括りにする事にチームのファンはよく思わないことも多いので、注意して発言していただきたい。
また、スポーツ選手は男性の場合が多いため、男性の大事な部分にボール等が強く当たり、選手が悶えるシーンも珍プレーと呼ばれることがある。この珍は男性のアレのことです。
また、最近の野球中継はBS・CS・インターネットのライブ配信等、様々なメディア媒体で試合の中継が見られるようになったため、お粗末なプレーをしたりすればすぐに視聴者の目に留まるようになった。その為、この様なプレーが披露された場合はすぐにそのシーンが切り取られ、動画サイトにアップロードされるケースが多くなった。
しかし、テレビ等の映像はアップロードすると削除される可能性があるので、おおっぴらにこの様な映像が動画サイトにある、というのはやめておいたほうがいい。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- プロ野球珍プレー・好プレー大賞
- 勇者のスタジアム・プロ野球好珍プレー - 日テレ版の珍プレー・好プレー特集番組
- 宇野勝
- 宇野ヘディング事件
- 好プレー - 珍プレーが紹介されたあとにはだいたいの場合、選手の汚名返上として映像が流れる事が多い。
- 2
- 0pt