球界の至宝とは、ベースボールの発展に大きく貢献、またはその歴史に名を遺した偉人、そして現役で伝説を作り続ける選手たちにつけられる最高の表し方である。
この場での「至宝」の定義
球界の至宝、この言葉は決して全ての選手に贈られる言葉ではないと思われがちだが、子供たちに野球という夢を与え続ける選手、元選手全員がこの言葉に当てはまることを先に明記しておく。
その上でも群を抜いて「偉人」と呼ばれる、又は「至宝」と呼ばれる選手の一部をこの記事では紹介させていただく。因みに、すべての偉人を上げるにはこの大百科は余りにも狭すぎるため、極一部の紹介になってしまうことを承知しておいてほしい。
「球界の至宝(現役選手)」、「球界の偉人(引退した選手)」一覧(日本人)
- 王貞治:世界で最も本塁打を打ったレジェンド。通算868本塁打(世界記録)。愛称「世界の王さん」。
- 長嶋茂雄:「ミスタープロ野球」、「ミスタージャイアンツ」の愛称をもつレジェンド。
- 江夏豊:オールスターでの「9者連続奪三振」、「江夏の21球」でかなり知られているレジェンド。
- 星野仙一:現役時代は巨人キラーとして、監督になってからは中日、阪神をリーグ制覇に、そして2013年に楽天をリーグ制覇と日本一に導き、東北に勇気を届けた闘将。
- 古田敦也:球界の頭脳と呼ばれ、そして今のNPBを身を挺して守り抜いたレジェンド。名物は「代打オレ」。
- イチロー:日米通算4367安打(ギネス記録)という驚異的な安打数を残し、また、「レーザービーム」や「エリア51」という愛称で親しまれたレジェンド。
- 山本昌:「ミスタードラゴンズ」の異名をとる。NPB最年長ノーヒットノーランを達成、リーグ優勝6度の経験を持つ、中日の歴史を知る男。
- 上原浩治:日米通算で100勝100ホールド100セーブを達成したレジェンド。
- 松坂大輔:甲子園決勝でノーノーを達成した「平成の怪物」。
- 田中将大:2013年シーズン、28戦27先発24勝1S無敗、勝率1.00を達成し、楽天を初のリーグ制覇と日本一に導いた。「マー君神の子不思議な子」
- 大谷翔平:ベーブルース以来となる投打の二刀流として活躍する「NPB最速」の男。日本人メジャーリーガーとしては初のサイクルヒットを達成するなど、伝説は続く。
- 佐々木朗希:高校時代で既に163km/h(アマチュア最速記録)を投げる「令和の怪物」。甲子園への出場やプロ入りの行方など、今後の進路が最も気になる原石の一人。
球界の至宝、偉人(海外、NPBおよびMLBなどにて活躍した選手)
- ベーブ・ルース:元祖二刀流。野球の神様とまで言われた男。
- ジャッキー・ロビンソン:最も偉大な黒人選手。有色人種のメジャーリーグ参戦に貢献した。
- ランディ・バース:タイガースに在籍していた虎党歴代最強の助っ人外国人。「掛布、バース、岡田」による三連バックスクリーンは未だにインパクト抜群。
- ウラディミール・バレンティン:NPBシーズン本塁打記録保持者。燕の主砲とも呼ばれることがある。
- ノーラン・ライアン:MLBの奪三振記録保持者、「ミスターK」。人類で初めて球速100マイルの壁を破った剛速球の父。
- アロルディス・チャップマン:世界最速(約169.1km/h)のリリーバー。歴代最速球速の171km/hを叩き出している。
関連項目
- 0
- 0pt