漆黒の闇を裂き天地を焼き尽くす孤高の絶対なる王者よ!!万物を睥睨しその猛威を振るえ!!
シンクロ召喚!!琰魔竜 レッド・デーモン!!
琰魔竜 レッド・デーモンとは、漫画「遊☆戯☆王5D's」に登場するカードである。
※カード名の1文字目(琰)は機種依存文字であるため、環境によっては正しく表示されないことがあります。正しくは玉部に炎。
概要
古来行われていた神官による決闘疾走において、神官が操っていたと言われる竜、決闘竜(デュエル・ドラゴン)の1体であり、その中でも神官の五竜と呼ばれるものの1つ(神官の五竜がどのようなものかは不明だが、決闘竜の数が6体を超えていることから、神官の五竜は決闘竜の中でも特別な5体にのみ与えられる称号と考えられる)。
カードとしてはレベル8のシンクロモンスターで、1ターンに1度、自身以外のフィールド上に存在する攻撃表示モンスターを全て破壊する効果を持つ。ただし、この効果で破壊できなかったモンスターがいる場合は自身が攻撃できなくなるデメリットもある。
元々はジャック・アトラスが所有する決闘竜だったが、レクス・ゴドウィンの企みを知った鬼柳京介がジャックの下から盗み出してそのまま持っていた。後に二人がデュエルをする際にジャックに返還されている。
そしてVS鬼柳戦。
「変容王 ヘル・ゲル」と「風来王 ワイルド・ワインド」を素材としてシンクロ召喚される。
効果で「インフェルニティ・ジェネラル」を破壊し直接攻撃でライフを0にするも、「煉獄龍 オーガ・ドラグーン」を特殊召喚しデュエルの敗北条件をそのモンスターの破壊とする「煉獄の零門」で仕留め損なう。その後は墓地のインフェルニティから直接攻撃性能と耐性を得た「煉獄龍 オーガ・ドラグーン」に苦戦。だが、自身の効果が及ぶ場所を「天地鳴動」で墓地に変える事で、墓地のモンスターを全て破壊(=除外)して耐性を消滅させた。これにより「王者の威光」の効果で攻撃力が6500まで上がり、「煉獄龍 オーガ・ドラグーン」を戦闘破壊してデュエルに終止符を打った。
攻撃名は2種類あり、ブレス攻撃が「極獄の裁き(アブソリュート・ヘル・ジャッジ)」、パンチ攻撃が「極獄の絶対独断(アブソリュート・ヘル・ドグマ)」、効果名は「真紅の地獄炎(クリムゾン・ヘル・バーン)」。
OCG版
「遊☆戯☆王5D's 第6巻」(2013年8月2日発売)付録としてOCGに登場。
シンクロ・効果モンスター
※「Vジャンプ」2013年9月特大号より
星8/闇属性/ドラゴン族/ATK 3000/DEF 2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ1でのみ発動できる。
このカード以外のフィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターを全て破壊する。
この効果を発動するターン、このカード以外のモンスターは攻撃できない。
効果の大元はそのままに、デメリットが「効果を発動すると他のモンスターが攻撃できなくなる」と変更された。
コストも厳しい発動条件もなしで攻撃表示モンスターを一掃する効果は豪快且つ強力。素の攻撃力も高い水準なので、モンスターを一掃しつつ直接攻撃で大ダメージを期待できる。自身の制約により、除去後に自分だけモンスターを展開して総攻撃とはできないものの、シンクロ素材に縛りがないことや優秀な除去性能から、そのデメリットを差し引いても十分な活躍を期待できるモンスターといえる。除去できるモンスターは攻撃表示限定のため、相手ターンを凌いでから逆転を狙う場面で用いることが多くなるだろうか。
アニメ版の「レッド・デーモンズ・ドラゴン」を強く意識したであろうカード。作中での持ち主や全てのステータスが一致し、特定のモンスターを一掃するという性能も類似している。なお、このカードとは逆に守備表示モンスターを一掃するあちらとの相性は一見よさそうだが、この効果を発動すると攻撃が必要になるあちらの効果を発動できなくなるので、それほど相性がいいわけではない。先述の通りこのカードは劣勢からの逆転を図る際に、あちらは相手が守備固めをしている(≒こちらが優勢の)場合に真価を発揮するので、局面に応じて使い分けたいところである。
関連動画
関連静画
関連項目
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