琵琶湖とは、滋賀県にある日本最大の湖である。びわ湖と書くこともある。
概要
総面積:670.3km2
南北長:63.5km
最大幅:22.8km
最小幅:1.35km
最大深:103.6m
非常に古い湖であり、約400~600万年前に形成された。世界でも屈指の古代湖であり、バイカル湖やタンガニーカ湖(タンザニア)に次ぐ古さとされる。ちなみに一般的な湖の寿命は数千年から数万年である。多くの固有種・固有亜種が生息し、魚介類だけでなく植物やプランクトンの固有種まで存在する。
当然、人間がサルだったぐらいの時代からあるため湖底や周辺には丸太舟だのつぼだのが埋まっている。また、奈良、京都から近いため古くから有名だったようだ。古典では「近淡海(ちかつあわうみ)」と書かれている。反対に遠い方は「遠淡海(とおつあわうみ)」、浜名湖のことである。
古くは水運と漁業が盛んで、若狭湾から陸路、琵琶湖を水路、大津港から陸路で京都、又は瀬田川から下り京都や大阪にといったルートがあった。水運業が廃れたのに対して漁業は今でも行われていれ、ビワマスやニゴロブナ、ホンモロコ等の加工品が特産となっている。
流入する河川は野洲川が最大。他にもあるが割愛、詳しくは県の環境科学研究センターやWikipediaなどを参照。島や岩があり、最大の島である沖島には人が住んでおり、小学校もある。また「日本の秘境100選」に選ばれた竹生島には都久夫須麻神社がある。
有名なイベントとしては鳥人間コンテストがある。またほぼ琵琶湖に沿って1周約200kmの道路が整備されている。これらのコースは所謂「ビワイチ」と呼ばれツーリングコースとして人気である。自転車での琵琶湖一周は県内の中高生の通過儀礼となっている他、サイクリストの間では淡路島、しまなみ街道と並ぶメッカとなっている。
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