環境保護とは、自然環境を保護しようという運動である。環境保全。
概要
今の地球の環境が悪化して人類が住めなくならないように、海や川、空気を汚染したりせず、また、森林を保護したり、生態系を破壊しないようにしよう!みたいな行動、考えのこと。
特に産業革命以降、人類は周りの環境を劇的に変えてしまうほどの力を得た。化石燃料の使用や、ハーバー・ボッシュ法による化学肥料の生産による人口増加、それに伴い森や山を切り開き宅地を造成したりしたことは、多くの野生動物の住処を奪ったり、また野放図な狩猟などは多くの動物を絶滅に追いやってしまった。そのことが巡り巡って、人類にとっても地球環境が住みづらいものに変わってしまうのではないか、という懸念が言われるようになった。そこで、環境を滅茶苦茶に変えたり、汚染したり、生態系を破壊したりするのはやめましょう、という考え方のこと。
人類が、現在の所は、地球にしか住むことが出来ず、もう何年かは地球に住み続けなければならない、ということを考えれば、地球の環境を人類が住めないようにしてしまわないようにしようというのはごくごく自然な事である。だから、様々な企業も環境に優しい製品であることをセールスポイントにしたり、化石燃料の使用を減らすべく、トヨタ自動車など日本の企業は電気自動車や水素自動車の開発など、新たな技術革新を目指して日々頑張っているわけである。
問題点
- エコテロや活動家、動物愛誤の存在・・・「動物の保護」を謳って過剰な動物の保護を訴え、捕鯨などを妨害する「グリーンピース」や「シーシェパード」みたいな団体も存在する。また、「環境保護」の名のもとになぜか美術作品を汚したりする活動家や、動物の駆除に抗議し行政の公務を妨害する人もいる。2023年にはパナマで道路を封鎖するなどした活動家が、怒った人に射殺されるなどした程度には嫌われている。
- ヴィ―ガンやら左翼思想、スピリチュアルなどと結びつく・・・左寄りの政党が「環境保護」を政策に謡ったりする。その内容は「クリーンエネルギーを活用する」とか「二酸化炭素を25%削減します」みたいなとてもできなかったりするものばかり。
- 日本だけではなんともできないことも・・・大気汚染の原因となる「PM2.5」などは中国や韓国で発生している。が、これらの国では環境より経済を優先させる傾向があり、日本だけが頑張ってもどうにもならない。が、各国の足並みはそろわないことが多い。
・・・もちろん、環境保護を唱えている人すべてが、活動家だったり行政を妨害する人だというわけではありませんよ。むしろそのような人たちはトヨタや行政など環境を守るべく頑張っている人や企業にとっては大変困った存在である。
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関連項目
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