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甘ったれるな!とは、相手を叱咤激励するときによく用いられる台詞である。
概要
主に弱腰な相手や、他人任せ・他力本願に頼りっきりな相手（相棒、部下、手下、子分など）に対して用いる言葉。
お前はマンモーニ（ママっ子）なんだよ、ビビッたんだ・・・
仲が良い間柄でも、未熟な部下や弟子に対して成長を促すために、または他に頼れるものや相手がいない状況などで、他に頼れるものが無い状況を自力で打開させるためにあえて厳しい言葉をかける必要がある。
この言葉は、そんな状況の中で成長や期待を込めて叱咤激励したり、他の何かを頼ろうとするぬるま湯に浸かりきった根性を叩き直したりするために現実・フィクション作品を問わず様々な場面で用いられている。
もちろん、言葉をかける側も「根性論・精神論だけでは片付けられない」状況ではない事を認識した上で言葉をかけてやる必要があるのだが・・・（ただし、後述するような「互いに後が無い状況」ならばこの限りではないと思われる）。
遊☆戯☆王ゼアルの場合
アニメ「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第29話（第1期からの通算では102話）でアストラルが放った台詞。
自身が人質となったことでアストラル本来のデュエルができなくなっていると感じ狼狽えた遊馬を叱咤激励した一言。
アストラル「顔を上げろ！目の前の出来事から目を逸らすな！」
遊馬「・・・！」
アストラル「全てと向かい合い、今自分に何ができるか、考えろ」
遊馬「俺に・・・俺に何ができるってんだよ！教えてくれよアストラｒ・・・」
アストラル「甘ったれるな！」
この一言と足元に落ちていた覇者のコイン（遺跡等を探索した証として、遊馬の父・一馬が残したコイン）で奮起した遊馬は、持ち前のかっとビングで罠からの脱出に成功した。
これまで遊馬に厳しく接することがなかったアストラルが初めて厳しさをのぞかせた場面であること、そこからアストラルの精神面での成長がうかがえること、中の人のイケボ効果等が相まって、この台詞の虜になった視聴者が少なからずいる模様。
質問に対する具体的な回答を避けるという趣きの台詞には「知らん、そんな事は俺の管轄外だ」「いずれわかるさ。いずれな」等があるが、この台詞にはそれらとは異なり「他人を頼らず、自分の力で答えを見つけ出せ」という励ましのニュアンスが含まれている。
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関連項目
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