生前葬単語

セイゼンソウ

生前葬とは、まだ生きている人物が自分の意志で葬儀を開くこと、またその葬儀。いわゆる終活のひとつ。

概要

要はまだ存命のうちに自身の葬儀を挙げておいてしまおうというものだが、なにせ弔われるはずの本人がの前にいるのだから、どちらかというと宗教行事というよりはイベント的な性格が強くなる。

病気で死を告知されていたり、社会的な活動に終止符を打とうとしている人が開くケースが多い。大抵の場合は、知人に対してきちんとお別れをしたり、お世話になった人にお礼を伝えたりすることを的としている。

海外だと割とあったりするが日本での普及は進んでいない。知名度は高いのだが、なにぶん費用が嵩むとのことで、セレブや著名人が開くほかはパーティーのようなイベント要素の強いものになりがち。費用の面だと、10人程度で仏式でやろうとすると大体50万円exit、いろいろやろうとすると100万円になったり、さらにもっと高額になったりする。そのうえ大抵の場合は本人が亡くなったあとに本来の意味での葬儀をする場合がほとんどなので、こうして考えるとなんだか死ぬのも贅沢なんだなあという気がしてくる。

これとは別に、本人が行方不明になったり死亡したと思われたときに、本人がまだ生きているにも関わらず葬儀が開かれ、これが結果として生前葬になる場合がある。(旧日本軍終戦に気づかず戦闘を続けた小野田寛郎氏や、『ジョジョの奇妙な冒険』第二部主人公ジョセフ・ジョースターがこれに当たる)

また仏教天台宗)の修行の最高峰とされる「千日回峰行」では、生き葬式と呼ばれる生前葬の一種が執り行われる。この修行の中に9日間断食をしながらひたすら不動明王言を唱え続けるというものがあるが、大変危険なため成功率は5割と言われる。失敗は即ち死であるため、修行に入る前に死出装束を着て親族らの前で挨拶をするのである。いったん修行に入ると中断できないため、続けられなくなったときのために自害用の短埋葬料10万円などを常に携帯することになる。

近年に生前葬を行った人物

久米田康治

さよなら絶望先生作者2007年に講談社漫画賞を受賞した際に、授賞式の二次会で生前葬を行ったことが話題になった。これは「アニメ化漫画賞受賞などの幸運が続いたので、逆に不運が音連れそうな気がするため厄払いに」という理由によるものだった。

マガジンサンデーの編集長がお別れの言葉を述べ、その途中で本人は棺桶から脱出、本人が登場するVTRを出席者らと観たあと、心霊写真撮影会と銘打って記念撮影を行うなどした。かなり本格的な葬儀だったが、終始笑いが起こっていた様子が参加者のブログで報告されている。

これがきっかけで通っていた歯科医院の先生漫画家であることがバレてしまった。

桑田佳祐

2009年実施。フジテレビで番組の企画として行われたもので、番組二期の第一回を機に過去桑田佳祐に死んでもらい「リニューアル」するという名で「桑田佳祐特別追悼番組」として放映された。

ただでさえ不謹慎なうえ、途中から登場する桑田がほかの出演者には見えていないという設定のためやりたい放題行った(自慰真似事をするなど)ためフジテレビに苦情の電話が殺到(史上第二位とも)、番組プロデューサーストレス白髪になるなどのを残した。

安崎暁

2017年実施、翌年死去。当時たいへん話題になった。

建設機械大手の小松製作所社長だった氏は、末期の胆のうがんに冒されていることを知ると延命治療を拒否、本社近くのホテルにて私費の生前葬「感謝の会」を開いた。平日に行い、社員が休みに来られるようにした。

個人名で新聞広告を打つなどして話題になり、来場者は1000人を越した。パーティーのように会は進み、故郷の徳島県が有名な阿波踊りが披露されるなどして盛況のうちに終わった。氏のQOLQuality of Life)を重視する終活への姿勢はSNS等で大きな反を呼んだ。

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