「みる」「さわる」「体験する」
地球と海、生命の歴史を体験しよう！
生命の海科学館とは、愛知県蒲郡市にある科学館である。生命は「いのち」と読む。
概要
| 生命の海科学館 | |
「蒲郡情報ネットワークセンター」の一部として建設され、平成11年（1999年）7月20日に開館した地球の歴史や生物の移り変わりを学ぶことができる科学館である。
海のまち蒲郡にふさわしく、「海の誕生」「生命の初期進化」「海を舞台にした古生物の進化」など海にまつわる歴史をテーマとしている。展示室には、9000万年前のクビナガリュウ、2億年前のギョリュウ、5億年前のアノマロカリスなどの生き物の化石や隕石が展示されており、一部の化石や隕石には実際に触れることができる。同室にある「ミュージアムシアター」では、地球の歴史や現在の地球の様子を学習できるシアターを上映している。上映スケジュールは公式ホームページで確認できる。
展示室の他、科学玩具や絵本で地球の歴史を学ぶことができる子供に人気の「プレシオひろば」「イクチオひろば」や子供向けから専門書まで、生き物の進化や宇宙に関する書籍が自由に閲覧できる「地球ひろば」といった施設もある。
生命の海科学館のイメージキャラクターとしてアノマロカリスをモチーフにした「アノマロちゃん」というキャラクターがいる。
新属新種「インカクジラ」
開館以来、館のテーマを象徴する存在としてエントランスに大々的に展示されてきたクジラの化石が2016年に新属新種に認定され「インカクジラ」と名付けられた。
当館のインカクジラの化石は、ほぼ全身の骨格が揃っていたり、本来は化石化しないクジラヒゲの跡が母岩に残っていたりと保存状態が良く、大人に近い個体であったため、ホロタイプ（種の基準となる標本のことで、その種を代表する標本）指定を受けている。
インカクジラのホロタイプ標本が見られるのはここ生命の海科学館だけ！
開館時間・展示室観覧料
開館時間は午前9時から午後5時（入館は午後4時30分まで）。休館日は毎週火曜日（祝日の場合はその翌日）、年末年始（12月28から1月4日）。
※ゴールデンウィークや学校長期休暇期間（夏休みなど）は毎日開館。
展示室観覧料は以下の表の通り。
| 個人 | 団体（30名以上） | 年間閲覧券 （1年間有効） |
|
| 小人 | 200円 | 100円 | 400円 |
| 大人 | 500円 | 300円 | 1,000円 |
※小人は小学生以上中学生以下、大人は高校生以上、未就学児は無料
※「プレシオひろば」「イクチオひろば」「地球ひろば」は無料
※蒲郡市に在住の方は、市民利用証提示で無料
※各種割引有り。詳しくはこちら
アクセス
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関連項目
外部リンク
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