田んぼ(田圃)とは、日本における田、すなわち稲田、水田のこと。
曖昧さ回避
概要
これを読んでいるあなたがもし「今日、ご飯を食べたよ」と言うのであればそのご飯のお米は、ほぼ間違いなく田んぼで作られている。
日本人と田んぼの関係は非常に古く、日本各地に田んぼは存在する。その規模は田舎に行けば田舎に行くほど大きくなる。
「田」が入った名字の種類と割合からも、日本人がいかに田んぼと密接に関わってきたかがよく分かる。
ここがすごいよ田んぼと稲
- 収穫量が多い
田んぼで栽培する稲(水稲)は田んぼを使わず畑で育てた稲(陸稲)に比べ、収穫量が2倍以上多い。また水稲は陸稲に比べ降水量の影響を受けにくく、収穫量が安定している。 - 連作障害が発生しない
普通同じ場所で同じ作物を連続で栽培すると、土中の成分のバランスが崩れ収穫量が極端に落ちたり、病虫害が発生しやすくなる「連作障害」が発生する。
しかし田んぼは水を絶えず入れ替えることで常に新しい成分が流入・多くなりすぎた成分が流出するため連作障害が発生しない。同様の理由で塩害も発生しにくい。 - 雑草・病虫害を抑制できる
水を張ることで土中の酸素は極端に少なくなり、このような環境では他の植物や害虫・微生物は育ちにくい。(それでも生えてくるものはいる) - 風による表土侵食が無い
風による畑の表土流失が世界的に問題となっているが、田んぼは無縁である。 - 水による温度調節が可能
水は地面に比べ温度の変化が小さいため、暑さ・寒さから稲を保護することができる。
関連動画
関連項目
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