田中康夫は作家、政治家である。
長野県知事、衆議院議員、参議院議員の経験がある。新党日本の元代表(現在は活動終了)。
ニコニコチャンネルで公式チャンネル「あとは自分で考えなさい」を開いており、ニコ生配信者としての顔も持っている。
概要
高校卒業~2016年の参院選まで
高校卒業後に一浪し、1976年4月に一橋大学法学部へ入学。浪人の日々が作家としてのデビュー作「なんとなく、クリスタル」に結びつくことになる。在学中にすったもんだがあり、停学処分を受け一留する羽目になる。しかし、この停学期間を利用し1980年に前述のデビュー作を執筆、文藝賞を受賞した。
デビュー作で知名度が上がり、笑っていいとも!の金曜コーナーにレギュラー出演したりラジオ番組にも出演する等、メディア露出もあった。また1995年に発生した阪神・淡路大震災に衝撃を受け(被害の大きかった神戸市は、前年執筆した「オン・ハッピネス」の舞台)、精力的にボランティア活動を行なったことで存在を広く知られるようになり、神戸空港建設反対の市民運動にも積極的に関わったことで世間の信用を得、政界進出へ後押しする土壌が形成されて行った。
2000年に長野県知事選へ出馬して勝利し、第15代公選知事に就任する。外から執務の様子が見える、ガラス張りの知事室として注目を浴びる。
脱ダム宣言など、独裁とも指摘される運営で県議会と衝突し、1期目途中の2002年に不信任決議を可決された。結局再選し、2期計6年勤めたが、独自のパフォーマンスで徐々に支持率が低下し、2006年の知事選で敗れ、三選を果たせなかった。また、県知事就任中に新党日本に参加し、代表となっている。
翌2007年、参院選に出馬し当選。国会議員となった。2009年の衆院選で当選し、参議院議員から衆議院議員へ鞍替え。2012年の衆院選で落選し、二選目ならず2015年に新党日本解党。その後2016年の参院選にはおおさか維新の会から出馬するも落選国政復帰ならず。
ニコニコとの関わり
2012年の衆院選と前後するが、2012年11月7日より、ニコニコチャンネル上で『田中康夫の「あとは自分で考えなさい」』を配信開始。週1回~2週間に1回程度のペースで配信を継続している。
2013年12月11日放送で50回を達成。
2014年12月24日放送で90回に到達。100回目の放送も間近に近づいている。
関連動画
公式チャンネル
関連項目
- 公式ウェブサイト
- 公式ポータルサイト(旧公式サイト)
- ツイッターアカウント
- なんとなく、クリスタル
- 長野県
- 長野県知事
- 参議院議員
- 衆議院議員
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