「田中琴葉」(たなか ことは)とは、バンダイナムコエンターテインメントのゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ!』シリーズの登場人物である。
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「私は才能がないかもしれません。でも、努力を惜しまず、己を磨けば、きっと…!」
概要
「田中琴葉、18歳、高校三年生です。多くの人を感動させるアイドルになるのが、私の夢です。そのためには努力は惜しみません。」
事前告知で徐々に新アイドルが公開されていく中、最後に公開されたアイドルのひとり。その没個性正統派な雰囲気から、春日未来と並びミリオンライブのメインヒロイン枠と称されることも多い。性格は真面目で礼儀正しく、気配りのできる優等生タイプ。やはりというべきか、学校ではクラス委員長をつとめているらしい。仕事に対する姿勢も真剣で、各種のセリフからもそれが伺える。
真面目な反面、肩に力が入りすぎてしまうこともしばしば。また、少々謙虚すぎるのか、自己評価が低い様子が見受けられる。必要以上に力不足を思い悩み、落ち込んでしまうことも少なくないようだ。いざステージに上がれば初期HNのスキル名「威風堂々」に表れるように自信に満ちた姿を見せてくれる。
ほかのアイドル達について話すことが多く、交友関係の広さが伺えるが、中でも島原エレナ・所恵美とは特に仲がいい様子。真面目な琴葉とは正反対の明るく楽天的なタイプだが、それゆえ互いに上手くフォローしあえるようだ。
学校では演劇部に所属しており、その賜物か記憶力には自信あり。業界用語やスタッフの名前などもできるだけ覚えるようにしているらしい。
ちなみに、赤毛のストレートヘア・カチューシャ・優等生といった特徴から、某恋愛シミュレーションゲームのメインヒロインを彷彿とさせるとの声も。もちろん彼女の場合は「一緒に帰って噂とかされると恥ずかしいし…」とは言わない…はず。
プロデューサーに対しては好意を仄めかす台詞が多いが、積極的にアプローチしてくるアイドルが多い中で彼女はどこか遠慮がちで奥ゆかしい。上述のような性格のため思い詰めそうで危なっかしくもあるが、この辺りも彼女がメインヒロインに例えられる所以かも知れない。
プロフィールには書かれていないがしじみ汁が好物。GREE版灼熱少女イベントの打ち上げカラオケパーティでは真っ先にオーダーしたり、シアターデイズ灼熱少女イベントの打ち上げでは花見の席に水筒に入れて持参するなど、かなりの愛好ぶりがうかがえる。
「好きなんだもん…。」
ミリシタへの登場
2017年6月29日にサービスを開始した「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」(ミリシタ)においては、担当声優の種田梨沙が当時療養中であったため(その後の2017年8月4日に一部活動を再開することが発表された)、琴葉のみ未実装のままサービスが開始していた。このことについてアイドルマスターシリーズ・総合プロデューサーの坂上陽三は「田中琴葉は765プロライブ劇場への合流がすこし遅れています」と述べていた。
なお、初期収録曲の中には歌唱メンバーに琴葉を含む「Blue Symphony」が原曲のまま収録されており、琴葉が合流するまでの間、ミリシタで琴葉の声を聞く唯一の機会となっていた。
劇中設定では特に変わりないと思われ、エレナがメールで話題にしていたり、誕生日にゲーム内で掲載されるお祝いメッセージなども他のアイドル同様に描かれている。2018年1月の「THE@TER BOOST!」では投票が可能になっており、この時点で近く合流することが予想された。
その後、2018年2月8日に晴れて合流を果たした。ログイン時には琴葉・恵美・エレナが登場する専用のコミュが流れるのに加えて「出迎え」も必ず琴葉のものになり、琴葉のN(ノーマル)カードが全員に付与されるという対応が取られた。
さらには、当日のデイリーミッションにおける課題曲が全プロデューサー共通で「Blue Symphony」になり、15時には「Welcome!!」[1]が配信されるなど、当日はさながら「琴葉合流祝い」の様相を呈していた。
ゲーム内のお知らせでは、「田中琴葉が765プロライブ劇場に到着いたしました」「やっと52人のアイドルが765プロライブ劇場に集まることができました」という坂上陽三からのメッセージが掲載された。
ただし、ゲーム内の劇場において、琴葉が戻ってきたことに対する特別な反応はなかった。「琴葉はずっとみんなと一緒に劇場にいた」という証であろう。合流前に過ぎていた1年目の琴葉の誕生日とクリスマスの演出も遡って用意されており、アイドル詳細から確認できる。
なお、このことについて予告は一切なく、しかも数時間前には『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の制作発表会が行われアイマス界隈がその話題で持ち切りになっていたタイミングでの合流となった。
琴葉語録
私、きっと、最初に付き合った人と結婚しちゃうと思います。
愛する人を次々見つけられるほど、器用じゃないから…。
だ、駄目です!上着を貸してもらったら、プロデューサーが風邪ひいちゃう…。
…あの、優しくしてくれるのは、私がアイドルだから…ですか?
イベント「聖夜の奇跡!アイドルクリスマスTV」(2013年12月)より。琴葉を代表する有名な問いかけ。幸い選択肢を選ばされることは無いが、どう答えるのが正解なのかプロデューサーを悩ませ続けている。
いつだったか、俺がいなくても大丈夫そうって言われちゃったこと、ありますけど…。
そんなことない…。だって私、ほめてもらいたいだけなんです。
認めてもらいたい。必要とされたい。隣にいるのは、琴葉がいいって、言ってもらいたい…。
あの、私、頑張ります。これからも。だから…、いつの日か、そう言ってくれたら…うれしいです。
イベント「大合奏!アイドルシンフォニー」(2014年3月)より。優等生ゆえの悩みを吐露する。
白は、清廉潔白。白は、どんな色にも染まります。どうか、あなた色に染めてください…。
イベント「繚乱!紅梅白梅ファッションショー」(2015年2月-3月)より。HR[勘違いヒートアップ]もこのイベントで登場。この回の琴葉はどこかテンションがおかしい。
恵美は私と遊んでいて、本当に楽しいのかな。つまらない自分に…絶望します。
全国キャラバン編の琴葉のキャラバンストーリーより。疲れも手伝ってか異様にネガティブになる琴葉。
…えっ!?こ、これって、指輪…!?あ、あの、私っ、ど、どうしようっ…い、今すぐには答えられませんけど、その!…い、一生、大事にしますっ!!
2015年の誕生日イベントより。不用意にアイドルにアクセサリーを贈ると言われたGREE版のプロデューサーの中でも最たるもの。
恵美、生まれてきてくれてありがとう。
2016年の所恵美の誕生日イベントより。GREE版の2回目以降の誕生日イベントでは毎回3人のアイドルが登場しお祝いしてくれた。毎回3人目が一番長く(恵美は2015年の3人目が琴葉)、1人目と2人目は簡素な台詞なのだが、たった一言でらしさを出してくるのが琴葉らしい。
眠れないって…エレナが!?
(中略)
私も不安だし、みんなも、きっと不安を感じていないわけじゃないと思う。
でも、お互い一緒にステージに立つ仲間だから。仲間を信じて、一緒に立ち向かっていこう!
CD「LIVE THE@TER DREAMERS 06」のドラマパートより。いつも明るい親友が口にした不安が悩める琴葉を勇気づける。…が、最初の驚きようが本気すぎる。LTD06のドラマパートの琴葉は何かと印象的な台詞が多い。
私の全部を受け止めてほしいんです。カタブツなところも、考え過ぎちゃうところも、…秘密の思いも、全部。プロデューサーに見てほしいんです。
GREE版の親愛度1000(10段階目)達成台詞。自分の性格を嫌いと言うこともあった琴葉の成長を示す言葉。考えすぎて思い悩むのも、何事にも真面目な性格の裏返し。自分を受け入れた琴葉は強い。
カード一覧
GREE版
シアターデイズ
※ステータスの数値は覚醒後、Lv、スキルLv、マスターランク最大時
楽曲
ソロ
ユニット
- Blue Symphony
- ジレるハートに火をつけて
- Understand? Understand!
- リフレインキス[2]
- Starry Melody
- ラスト・アクトレス
- Episode. Tiara
- ギブミーメタファー
- Parade d'amour
- 星宙のVoyage
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関連項目
脚注
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E7%90%B4%E8%91%89