田植えとは、イネを栽培する上での工程である。
概要
水田によってイネを栽培する水田稲作において、普通、種を直接田に植えることはせず、育苗器で発芽させビニールハウスである程度苗を育成させてから水田へと移植していくことになる。この工程が「田植え」なのである。
田植えは非常に重労働であり、かつては近隣のものを雇ったり、地域で助け合ったりしながら行っていたが、現在では乗用田植え機など機械によって田植えを行う農家がほとんどになっている。
労力と体の負担がかかる手作業は祭りや催事絡みであるか、機械が使えない事情がある場合(棚田など)でない限り行われない。
全国での田植えの時期は最も早いのは3月ごろ、最も遅いのは6月ごろとなっている。これは気候のほかに稲の品種による差が大きい。なお、全国平均は5月ごろである。
また、学校教育の一環として小学校の授業で田植えを体験させることもある。田んぼに直接入って行う作業のため、ぬかるみに足をとられて尻もちをついたりすると、それはもう大変なことに・・・
関連動画
場違いなあなごみのポケダン動画では、連結技の最後に入れてしまったがために、いつも敵を倒してしまってから誰も居ない地面に向かって虚しく繰り出される「やどりぎのタネ」を「田植え」と呼ぶようになった。
関連静画
関連項目
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