田辺徳雄単語

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田辺徳雄（たなべ　のりお、1966年5月11日-）とは、山梨県出身の元プロ野球選手（内野手）である。 

概要

1984年ドラフトで2位指名を受けて西武ライオンズに入団。ポジションは主に遊撃手。

シュアなバッティングの持ち主で、1989年にブーマー・ウェルズ（オリックス・ブルーウェーブ）と首位打者争いを繰り広げる活躍を見せてスタメンに定着。西武黄金時代の最盛期とも言える、ライオンズが3年連続日本一に輝いた1990年～1992年のオーダーに「9番・ショート」として名を連ねていたことはよく知られている。

黄金時代の選手達が次々チームを去る中で伊東勤と田辺だけは長くチームに残っていたが、松井稼頭央や高木浩之ら若手の台頭に加えて打撃不振もあり2000年に金銭トレードで読売ジャイアンツへ移籍。しかしながら巨人では7試合の出場に終わり、この年をもって現役を引退した。

引退後

2002年に二軍打撃コーチとして古巣西武に復帰。以後肩書きは変わりながらも二軍コーチとして2009年まで若手の指導に当たる。その後一度フロントへ転向するが、後任のデーブ大久保がやらかした尻拭いですぐにコーチへ復帰した。

2013年からは土井正博コーチの勇退に伴い一軍打撃コーチに昇格した。

2014年6月4日、伊原春樹監督が成績不振により休養ととなったため、監督代行を務めることになった。シーズン終了後、正式に一軍監督に就任した。

2016年をもって一軍監督を辞職した。

長くコーチを務めていることからも分かる通り、指導者としての評価は高い。

2020年からは新設された三軍統括コーチを務める。

人物・その他

• 短い足に青々と髭剃り跡の残る丸顔というユニークな風貌から若手の頃から愛称は「オヤジ」で、応援歌にも「人生苦もありゃ楽もある」と意味不明な渋い歌詞が付けられていた。
• ちなみに田辺の守備固めとして出場することの多かった奈良原浩も老け顔だったことからこちらは「小オヤジ」と呼ばれていた。
  • 奈良原も2012年からライオンズの守備走塁コーチに就任していた。

応援歌

球団	レス	No	プレイヤー
西武	応援歌のピコカキコ一覧#665	10681

成績

通算打撃成績

通算:15年	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
NPB	1229	3837	3461	374	926	170	12	87	442	60	145	32	199	18	469	97	.268	.307

表彰・その他

表彰
ベストナイン	1回	1989年、1992年
ゴールデングラブ賞	1回	1989年、1992年
その他
オールスターゲーム出場	2回	1992年、1994年

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

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