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田邊 誠(たなべ まこと、1922年2月25日－2015年7月2日)とは、日本の政治家である。
概要
政治家として群馬県議会議員、衆議院議員を務めた。また、日本社会党の第11代委員長(党首)でもある。また、クリスチャンでもある。
来歴
群馬県前橋市の出身で、前橋郵便局の職員として働いていた。この前橋郵便局で労働組合の群馬地区委員長などを歴任する。1955には群馬県議会議員として政界に進出、その後、1960年に衆議院から国政に進出した。日本社会党の派閥としては右派に属する。
1977年に日本社会党の国会対策委員長に就任、いわゆる「国対政治」を自由民主党の国会対策委員長である金丸信と共に行った。1991年に土井たか子が日本社会党委員長を辞職するとその後継として委員長に就任した。26年ぶりの右派からの委員長であったことや、従来の日本社会党委員長が他党とのパイプが不足していた事、さらに田邊がいわゆる「影の内閣」を組織したことから、日本社会党を政権交代可能な政党にするのではないかという期待も見られた。
1993年に日本社会党委員長を辞任、日本社会党が社会民主党となってから間もない1996年に社会民主党を離党した。同年9月に旧民主党に参加するが、直後に議員を引退、後継の民主党にも続けて参加し、2005年に群馬県連常任顧問となった。
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