男子の視線、スカート注意! 人生の基本でしょう!?とは、ちれーなイナカ女子からのケータイメッセージで教わる人生の基本でしょう。(CV ○尾くん or 右京さん)
大百科の指摘、元ネタ注意! ニコ百の基本でしょう!?
元ネタは新海誠監督のギガヒット映画『君の名は。』に登場する宮水三葉の残した立花瀧に向けた入れ替わり時の注意点をiPhoneに記したメモ書きから。なお、このセリフは予告編にも登場し、「思春期の都会的なハンサムボーイとかわいい田舎の女の子との入れ替わりが主軸の映画」ということを象徴する部分でもある。
なお、琴音らんまるによるコミカライズ版では、『足開くの禁止! 人生の基本でしょお!?』と、より直接的な表現になっているので、このフレーズは登場しない。(漫画版では三葉の友人名取早耶香を筆頭にかなり周りが慌てていた様子が描かれており、どうやらこっちの瀧は随分周囲の男子にサービスをしてしまったようである)
要するに自分と入れ替わりが発生した時に学校で脚開くんじゃねえ!という注意をとっても優しくマイルドに表現したということである。
この他に三葉は「身体に触らない」などの注意点を色々書いていたが、少なくとも瀧はあまりそれらを守っていたと思しき形跡は無い(特に胸に関しては四葉から「ホンマにおっぱい好きやな」と呆れられるレベルで入れ替わりが発生すると、それを確かめるかのように毎度の如くチクニーを愉しんでいたかのような描写があり、片割れ時の邂逅でそれらについて瀧に問い詰めている。当然の如く瀧は「1回だけ」と大ウソを言ったが、妹の発言のほか、恐らく着衣の乱れや下着類の着用時における分泌物による違和感などからそうでないことは瞬時に見抜いていたと思われる。読者の男子のみんなは女子と入れ替わりが発生してこんなウソを言ってもすぐバレるので、きちんと本当のことを言いましょうね)。
この映画はあくまでも美男美女の入れ替わりで成立した話なので、どちらかが不細工であればあまりこのような事態を気にする必要は無いと思われる。もし、自分が入れ替わりの当事者となってしまっても、大体安心できるでしょう。
なお、劇中で三葉は何度かパンチラ(うち冒頭のものはほぼ“パンモロ”レベル)が発生しているが、何れも『中身は瀧』の時なので、Mr.Cliceや早乙女らんまなどに興奮するレベルの男子でなければ、「嬉しくないパンチラ」だと思って、一応あまり喜ばないでおこう。
男子の視線から見たスカート
思春期男子の視線から見たスカートとは、即ちその下に眠る未知との遭遇、即ち意中の女性が場所はここ、時は今、そして身に付けているその着衣のさらに内部、所謂ぱんつを極めて合法的かつ幸運の名の下に見られるか否か、ということが叶うかもしれない、という意味で非常に重要な位置を占める筒状衣類なのである。
思春期男子のほぼ9割以上は、春風の強い日や、夏の薄着、秋の台風、そして冬の寒波、それらの女子制服におけるスカートの動きについて常に注目を払っていると言っても過言ではない。特に女生徒の触れ合いが極端に少ない男子校などで、この視線の会得は自身の欲求不満解消の手段として必要不可欠な技術なのである。
それほど、スケベな男子の熱い熱い視線は女子のスカートに向かっているのである。
女子の視線から見たスカート
一方、その「見られる側」である女子の場合は何故注意しなければならないのか?
思春期女子にとって、自身の着衣のさらに陰部に当たる下着類は、本当に意中の相手であろうと、よほどの事情が無い限りは隠しておきたい秘密の部分でもある。
そして、女子は上記の視姦を大変嫌っておられる。自分の穿いているパンツを見られるなど以ての外。
そのため、女子のズボン制服の制式導入が一部でも叫ばれているほか、体操着のハーフパンツ着用などによる「自己防衛策」をきっちりと練る必要がある。
一方で、ミニスカートなど「どう考えても見えるだろ」というような衣装を身に纏う女子や、敢えて丈を切っていたりする場合もあるが、そのような場合は下に「見えてもいい下着」を着用していたり、自身の美貌に高い誇りを持ってワザと男子をからかう目的でそれを着用することもある。しかし、油断していると、仕事を片付けた金曜に遠路遙々タクシーを捕まえて意中の男性に逢いに行くような女性の場合、胸を寄せて何時もより目立つと同時に、風の前の塵に同じく若さ故にすぐにチラリとしてしまうこともあるので、注意が必要である。
共学校でこそ、男子の視線はとてつもない脅威であるが、男子との触れ合いがほぼ無い現代の大奥、即ち秘密の花園こと女子校では女子同士のスカートめくりやオッパイチェックが行われたりもするなど、違う意味での防衛戦が繰り広げられる。
いずれにせよ、女性にとって、無闇に脚を広げたりしない、というのは生きていくうえでの基本事項で、大人になるまでに確実に身に付けている技術のひとつである。
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