番長(ペルソナ4)とは、アトラスが発売したPS2用RPG「ペルソナ4」(及びPSVita「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」)の主人公の通称・愛称である。
当記事ではゲーム「ペルソナ4」の主人公、及び派生作品での当該人物について記載する。
アニメ「Persona4 the Animation」及び「Persona4 the Golden ANIMATION」の主人公については鳴上悠を参照。
概要
ゲーム「ペルソナ4」の主人公。物語の舞台である八十稲葉に転校生としてやってきた少年。
ゲーム本編でのデフォルトネームはないが、公式漫画では「瀬多総司」、アニメ版「Persona4 the Animation」とそれ以降の派生作品では「鳴上悠」となっている。PS2版の説明書から「月森孝介」と呼ばれることもあるが、これは同じアトラス作品である「超執刀カドゥケウス」の主人公の名前を流用したものである。
プレイヤー間での通称は「番長」。由来は後述。
両親の海外出張をきっかけに叔父・堂島遼太郎が暮らす稲羽市にある八十神高校へ転校することになった。
しかし自分がその地へ訪れたことを皮切りに、次々と起こり始めた連続殺人事件と数々の怪現象。その謎を解明すべく心に芽生えた力「ペルソナ」を駆使し、仲間達と共に真実を追うことに。
本作キャラの中で唯一、複数のペルソナを使用することができるワイルド能力の持ち主。武器は両手剣固定。
性格は選択肢にもよるが基本的には落ち着いている。他人がゴミバケツに頭をつっこんでいても全く動揺しない。勇気があれば、恐れ知らずの言動も可能(例:>誰が落武者だ)。プレイヤー次第で老若男女問わず(さらには動物まで)、惹き付ける魅力を有することができ、リア充中のリア充の呼び名が高い。リア充イゴれ。動画内では、番長のリア充ぶりに発狂したコメントの嵐が吹くこともしばしば。里中千枝曰く、表裏のない不思議な魅力をもった性格の持ち主。>ほれるなよ
口癖は「落ち着け」、「そっとしておこう」。前者は主に花村陽介ら仲間達、後者は主に冷蔵庫に使われる。アニメにおける番長は突っ込み(主に花村陽介に対して)とボケの能力に磨きがかかっており、視聴者の笑いをとることもしばしば。(例:>泣けてきた、>録画しとけばよかった など)
従妹であり同居者でもある堂島菜々子を本当の妹のように可愛がっており、たまに趣味の手品を披露している。ナナコンの元締めのような存在でもある。ちなみに彼女と堂島のコミュニティをMAXにすると、全ナナコンがキュン死する。
また、これもプレイヤー次第だが非常に料理上手。オムライスだけでも4種類作れるとか。プリンも作れるよ!
某イベントの最中に発言した「ブリリアント」はペルソナ3に出ていた桐条美鶴の口癖である。
あだ名の由来
このあだ名がつけられた経緯は諸説ある。
- 主人公の初期ペルソナである「イザナギ」のデザインが不良集団の番長にそっくりだから。
(デザインモチーフは「応援団長」) - 堂島と会った初日の挨拶が「押忍」だったから。
- 不良(だと思われている)後輩の巽完二を手なづけているから。
- 文化祭での思い出。スケ番に竹刀。
- 主人公自身、漢らしい選択肢が多いから。(例:>いいから出ろ)
etc…
どの説を推奨するか、それはあなたが決めること…
とまぁ、このように「番長」というあだ名は、ファンの間で自然に発生したあだ名ではあったものの、2012年稼動の続編作品「ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ(P4U)」の煽りPV及びOPで、主人公(鳴上悠)が「鋼のシスコン番長」と紹介されてしまい、ついに公式でも「番長」と呼ばれるようになってしまった。
…どういう流れ?これ…、どうしてこうなった
P4Uにおける番長
「>当然です」「>えぇっ、何っ!?」
プレイアブルキャラクターとして参戦。キャラクター名は「鳴上悠」。
P4本編の次年度、ゴールデンウィークに八十稲羽を訪れ、新たな異変に関わることになる。
得物は刀。飛び道具・突進技・対空技のいわゆる格ゲー三種の神器を備えたスタンダードタイプ。
ペルソナはイザナギ。電撃魔法や大刀での斬撃で攻撃する。
ペルソナ使用技でのイザナギ出現時間が長いため、無闇に召喚するとペルソナブレイクされやすい。
逆ギレアクション「乾坤一擲」は昇龍拳系の対空技。
一撃必殺技はP4本編の「真実」こと「幾万の真言」。
上級者向けのスコアアタックモードのCPU悠は必殺技をキャンセルして必殺技を出してくる。
悠の代表的な高火力コンボとして必殺技「獅子奮迅」を3回組み込んだ通称「三獅子」があるが、この悠は間に技を挟まず五獅子、六獅子を直接繋げてきたりする。スコアアタックにおける相手の攻撃力上昇も相俟って、何か刺されば必殺技連発から超必殺技に繋げられて体力が消し飛ぶこともザラである。これが主人公補正か…。
ペルソナQにおける番長
「オレサマオマエマルカジリ…」
「俺たちは、俺たちの理由で戦ってる。あの人たちは、あの人たちの理由で戦ってる。…けど今は、同じ目的だ」
「俺はリーダーとかやってるけど…きっと一人じゃ弱い。その分…仲間たちが俺を成長させてくれたんです」
ペルソナ4サイドの主人公として登場。PVでの名前は「鳴上悠」だが変更可能。
文化祭中に鐘の音を聞き異世界に飛ばされ、自分の頭に銃を突きつけた「S.E.E.S(特別課外活動部)」 と遭遇する。
ペルソナ3サイドで始めた場合は普通に喋り、その際の一人称は「俺」。だいぶ天然。
戦闘開始時の敵シャドウに対する一言コメントが突っ込みどころ満載だったり寝言でプリン食べたこと謝ったり混乱すると菜々子の名前を叫んだりと斜め上の個性を発揮している。陽介の苦労が偲ばれる
本来なら様々なペルソナを操る「ワイルド」の能力者だが、「もうひとりのワイルド」の影響か、ペルソナ使い全員が固有ペルソナのほかにもう一つのペルソナを行使できる「サブペルソナ」という形で変形発動してしまっている。
武器は両手剣。通常攻撃は近接・斬属性で、追撃は敵前列に攻撃。
固有ペルソナはイザナギ。電撃耐性・疾風弱点・闇無効。レベルアップで電撃魔法・電撃斬撃・味方弱体解除のスキルを習得する。パラメータは平均的に高い万能型。
関連動画
関連静画
関連項目
一般項目
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