痴豚(ちとん)とは、タレント伊集院光の謙譲語の一人称・自称のひとつである。主にラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』内において使用される。
概要
当該番組内で伊集院光は、自嘲や照れ隠しを含めた意味合いのギャグとして、自身のことを「痴豚」と呼ぶ場合がしばしばある。「痴漢」や「痴れ者」などの用例のように、愚かで、狂態のある様子を示す『痴』と、太っている者を蔑む目的で使われる『豚』の語とを組み合わせた造語である。
伊集院本人による同様の一人称・自称は他にも数多く、「汗だるま」「巨乳タレント」「くそデブ」「ピクニックデブ」「豚面トラック」など多岐にわたるが、「痴豚」はそのなかでも代表的なもののひとつと言える。
「小官」「小生」「愚兄」「愚弟」「愚妻」「豚児」等の謙譲語と同じである。
また、ファンも親しみを込めて使用する場合があり、「痴豚様」などと呼ぶ場合もある。
ただ飽くまでも謙譲語としての自称なのであって、伊集院本人は他人からの「痴豚」呼ばわりには反発しており、ハガキやメール・ツイッターの返信などでは使わない方が良いと言える(当たり前)。
相手が「小官」、「小生」と一人称を使えば、「貴官」、「貴殿」or「貴兄」と言う二人称で呼び掛け、相手が「豚児」、「愚妻」と呼ぶ家族を「御子息」、「奥様」or「御内儀」と呼ぶ様に・・・。
語源
もともとは山上たつひこの漫画『がきデカ』でギャグとして使われていたものを起源とする説がある。(「深夜の馬鹿力」2017年11月27日放送回フリートーク)
ただし、本人は「深夜の馬鹿力」において、料理店に連れて行かれた時のエピソードに関して、次のように発言している。
箸を拭くための「食ったらいけない豆腐」を食ったことで愚鈍のレッテルを貼られ(中略)
(中略)レモンが入ってるんだから飲むんだろうと思って、カニ料理店で手を洗うボウルの水をグビグビ飲んで、その時点で痴豚、いわゆる破廉恥な豚という意味での痴豚の称号も与えられている
挙げた引用は正確ではない概略なので注意。
関連項目
- タレント / 伊集院光
- ラジオ / 伊集院光 深夜の馬鹿力
- 中二病
- 3
- 0pt
- ページ番号: 1270836
- リビジョン番号: 3003945
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