白百合ステークス(しらゆり-)とは、JRA(日本中央競馬会)が京都競馬場で5月下旬に施行する、3歳限定・芝1800mのリステッド競走である。
名前が似ているが白富士ステークス(1月開催・4歳以上限定・東京芝2000mのリステッド競走)とは別のレース。また牝馬限定戦っぽいレース名だが混合戦である。
概要
記録を遡ると、1958年から旧4歳限定の芝1700mのオープン特別(翌年から1800m)として中山競馬場での開催が確認できる。その後条件戦になったりオープン特別に戻ったり東京競馬場で開催したりしつつ1970年限りで一度中断。
1980年、中京競馬場・芝2000mのオープン特別として復活。翌年から阪神競馬場・芝2000mとなり、1995年から中京競馬場に戻る。1997年から芝1800mに短縮。1998年はダート1700mで開催、1999年からは芝1800mに戻ったが900万下(現在の2勝クラス)の条件戦に降格し、2004年まで条件戦として開催された。2005年からオープン特別に戻る。
2010年から京都競馬場・芝1800mに変更。2019年からリステッド競走に指定され現在に至る。2021年・2022年は京都競馬場改修のため中京競馬場での代替開催。
なお、3歳限定リステッド競走の施行はこのレースが最後となる。
日本ダービーと同日の開催であり、賞金不足などでダービーに出られなかった3歳馬の受け皿となっているレースである。
歴代の勝ち馬でGⅠ級を勝利したのは、1960年のスターロツチのみ。
複勝圏内ではケイキロク、モーリスが、掲示板内ではネーハイシーザーが、掲示板外まで含めるとタップダンスシチーとマツリダゴッホがGⅠ級を勝利している。
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関連項目
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