白藤杏子とは、高津カリノの漫画『WORKING!!』(ヤングガンガンにて連載中)に登場するキャラクターである。
概要
1巻1話目から登場。
28歳、女性。やや短めの黒髪で身長は小鳥遊宗太より少し低い程度、胸は大きい。
レストラン「ワグナリア」の店長なのだが仕事はレジ打ちしか出来ない。本人ですら働かない方が店の為と言い張る程の名ばかり店長である。が、態度はやたらでかい。
年齢の事を気にしているようで「年増」「おばさん」「子持ち(小学生時代の八千代と一緒にいた時)」発言にはそれ相応の報復を行っている。子供や客に対してでも容赦なく。
簡潔に言うと駄目な大人である。
今でこそ全うに(?)働いてはいるが、実は元ヤンであり電話一本で呼び出せる便利な舎弟たちをたくさん持っている。回想内でもたくさんの不良たちに慕われていた他、後に登場する真柴陽平と真柴美月の兄妹もそのうちの2人である。
食欲魔人であり、その食い意地は相当なもの。行動原理の半分以上が食べ物基準であり、轟八千代に作ってもらったパフェを一日で最低でも3つ以上は食べているが……太らない体質らしくグラマーである。ヤンキー時代からそれは変わっていないようで、当時は大きく「暴飲暴食」と書かれたマスクをつけていた。休日には大食いチャレンジの店を荒らしまわったりしているようである。
学生(不良)時代に当時小学生の八千代をいじめっ子から助けた事が縁で彼女に懐かれている。八千代にとっては彼女に奉仕する事が幸せであり、杏子も楽できるからと持ちつ持たれつの関係である。十年以上八千代を連れている計算でありそれなりに情も移っているようで、あまり表には出さないが実の娘のように可愛がっている。
厨房のものを勝手に食べる悪癖と以上の理由により、八千代に想いを寄せているキッチン担当の佐藤潤にとっては気に食わない人間の筆頭である(嫌っているわけではないようだが・・・)。
白藤店長もそのことを知ってか知らずか牽制するようなセリフもあったが、無意識に佐藤に惹かれる八千代を見ていろいろ思うところもあるようである。
WEB版WORKING!!に登場する店長の榊研一郎とは高校時代の同級生で、お互い「榊」「シロちゃん」と呼び合う仲であった(榊は轟八千代とも知り合いである)。
余談ではあるが、白藤店長と愉快な仲間達(轟八千代、真柴兄妹)の名前は犬をイメージして作られている。
白藤→シロ 八千代→ハチ公 真柴→柴犬
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