白雪姫とは、グリム童話に収載されている童話である。
ディズニー映画の白雪姫はこれを基に作られている。
もしかして
- 白雪姫(新機動戦記ガンダムW) - 『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』に登場するモビルスーツ
- 白雪姫 - 生主の1人。
- 白雪ひめ - 『ハピネスチャージプリキュア!』に登場するキャラクター
- 白雪ひめ - ギャル系AV女優
概要・あらすじ
白雪姫という雪のように白い肌、黒檀のように黒い髪、血潮のように赤い唇をしたとても美しい王女がいた。
彼女の母である王妃は、自分が世界で一番美しいと信じており、彼女の持つ魔法の鏡もそれに同意したため、満足な日々を送っていた。
白雪姫が7歳になったある日、王妃が魔法の鏡に「世界で一番美しい女性は」と訊ねると、白雪姫だという答えが返ってくる。
王妃は怒りのあまり、猟師に白雪姫を森に連れて行き、白雪姫を殺し心臓と肺と肝をとってくるように命じる。
白雪姫を殺そうとしたものの、白雪姫が二度と城に戻らないと約束したため、猟師は彼女を殺さず森の中に置き去りにし、身代わりとしてイノシシの肺と肝を持ち帰る。そして王妃はそれを塩づけにして平らげた。
猪「解せぬ」
白雪姫は、森の中で7人の小人たちと出会い暮らすようになる。
しかし、王妃が魔法の鏡に「世界で一番美しいのは?」と聞いたため、白雪姫がまだ生きている事が露見し、王妃の謀略により幾度も死にかけたがその都度奇跡的に復活し続けたのであった。
そして、王妃は白雪姫を殺そうと毒リンゴを作り、リンゴ売りに化けて白雪姫に食べさせる。
白雪姫は小人たちから「家の扉は開けてはいけないよ」と言われていたため、はじめは抵抗したが、王妃が細工をした半分側に毒があってもう半分に毒がないリンゴを食べたために信じ、その毒がある側のリンゴを食べて息絶える。
白雪姫は帰ってきた小人たちに発見されるが、小人たちは白雪姫が倒れた原因を見つけることができず、白雪姫は死んだと悲しみに暮れ、白雪姫をガラスの棺に入れる。そこに王子が通りかかり、白雪姫を一目見るなり、死体でもいいからと白雪姫を棺ごともらい受ける。
家来に棺を運ばせるが、家来のひとりが木につまずき、棺が揺れた拍子に白雪姫は喉に詰まっていたリンゴのかけらを吐き出し、息を吹き返して王子と白雪姫は結婚する。
その婚礼で招かれた王妃は真っ赤に焼けた鉄の靴を履かされ、踊って踊って踊るうちに力尽きて倒れた。
Wikipediaの『白雪姫』、断章のグリム16巻の『雪白姫』から引用・改変
変遷・改訂による違い
グリム童話初版では
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白雪姫を助けた7人は人殺しだった
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白雪姫の目覚める方法は、さらに乱暴な形となっている。
ディズニー映画の白雪姫では
継母の最後の違い
版や作品によって異なるが、概ね碌な最後を迎えたためしがない。
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焼けた鉄の靴で死ぬまで踊らされる
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怒りのあまり狂い死ぬ
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7人の小人に崖から落とされたり、追い掛け回され雷に打たれて崖から落ちる
白雪姫がリンゴを吐き出した理由の違い
etc...
ディズニーのアニメ映画
原題「Snow White and the Seven Dwarfs」(訳:白雪姫と7人の小人達)として1937年にアメリカで公開された。日本では1950年に公開された。
ディズニーの長編映画第1作目であり、世界初のカラー長編アニメーション映画である。実写で撮影した映像をもとに1枚ずつアニメに書き起こすロトスコープの技法を使って制作された。現在においては白雪姫がディズニープリンセスの時系列順最古参としても有名だろう(ディズニーヴィランズではピートといった継母より更に古株がいる)。
挿入歌は8曲あり、特に作中で小人が歌う「ハイ・ホー」は有名。2008年にAFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート)が発表した『アメリカ映画アニメーション部門トップ10』で1位になるなど歴史的評価も高い。
1950年の日本公開当時、手塚治虫は白雪姫を見るために50回も映画館に足を運んだというエピソードがある。
関連動画
関連項目
なーにそれぇ! もっと上手に踊ってくださらない?
せっかくの可愛い娘の婚礼なのよぉ?
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