2008年12月に発売されたPS3用RPG『白騎士物語 -古の鼓動-』の続編。
概要
前作の1年後の世界が舞台で、騎士の力を得た主人公・レナードたちの物語が描かれる。
オフラインでプレイするストーリーパートと、 オンラインマルチプレイを楽しめるライブパートが用意されており、戦闘は、演出・システムともに大幅にグレードアップしている。
本作には、『白騎士物語 -古の鼓動-』が『光と闇の覚醒』のシステムを盛り込んでまるごと収録されており、前作を購入していなくてもまとめて遊ぶことが出来る。
前作 のクリアデータがある場合は、後編である『光と闇の覚醒』からアバターやアイテムは引き継げるが、全員のレベルが35になり、アバターの転生回数や取得したスキルはリセットされた状態でのスタートとなる。
『古の鼓動』から始める事も可能だが、レベルは1からのスタートとなる。
2013年12月19日をもってオンラインサービスは終了になり、現在最終アップデートなどのサポートはできてもオフラインプレイになっている。
主な変更・追加点
特に大きな変更点は、前作はフィールド上で最初に武器を構えた際に、構えてから貯まりだしていたコマンドサークルのアクションゲージが、今作では武器を構えた直後に完全に貯まった状態から始まるように変更された。
これにより、わざわざ遠くで武器を構えてゲージが貯まるのを待つ事無く戦闘に入れるようになった他、武器を構えていない状態でもアクションゲージが溜まるため、急に敵が現れても、何も出来ずに待つしかないような状況は極端に減った。
さらに、アクションゲージの貯まる速度が前作に比べ早めになっていることに加え、攻撃モーションの終わり頃から再度貯まりだしていたアクションゲージが、今作ではモーションの途中から貯まり出すようになったため、戦闘自体が全体的にスピーディーになった(尤も、前作が緩慢過ぎたためこれで漸く普通という声もあるが…)。
さらに、敵の弱点がより明確化し、弱点ではない属性の攻撃によってはロクなダメージを与えられない事が多々ある。
たとえ雑魚モンスターが相手でも、弱点を突くか突かないかでダメージが倍近く違う事も。
武器による刺・斬・打の属性、魔法の火・水・地・風の属性のどれに弱いかは一部のスキルで分かる他、実際にダメージを与えた時に表示される数値の色で判断できる(弱点でない場合は白、弱点だった場合は金色で表示される)。
また「大型モンスターの脚等の部位にダメージを蓄積させて体制を崩させる」という戦法が「ブレイクチャンス」という形で視覚化させた。
モンスターの特定部位のHP(機能点)を0にするとモンスターがよろけ、同時に関連する部位にマーカーが表示される。その部位を弱点属性の攻撃や魔法などで攻撃すると、モンスターはダウンして一定時間行動不能になる。
シンナイトの戦闘においても、新たに「ターンブレイク」と「フォートレスガード」が追加された。
ターンブレイクは、アクションゲージが貯まっていない状態でも繰り出せる特殊な攻撃であり、ほぼ100%当る上に敵の全機能点を0に出来る強力な攻撃で、敵の大技を中断させる事が出来る。
フォートレスガードはその真逆、いつでも発動できる防御行動であり、範囲内の味方への攻撃を無効化する事が出来る。ただしこちらはシンナイト自体が盾を装備している必要があり、ダメージを受け過ぎると自身がダウンする。
スキルに関しては、新たに加わったものや削除されたものが多くあり、また上限レベルが引き上げられた事もあり(前作50、今作80)、レベルアップ時に得られるスキルポイントやスキル習得ポイントの修正がされた。前作からの引継ぎにおいて、習得スキルがリセットされるのはこの為である。
戦闘以外においても、町の住人の話を聞いてアイテムを集めたり伝言をしたりする「住民の依頼」や、ギルドが出すモンスター討伐依頼の「賞金首」、ギルドポイントの仕様変更やギルドランクの上限変更など、様々な面で出来ることが増えた。
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関連項目
外部リンク
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