白鳥翔は、魔法少女競技麻雀のプロ雀士である。日本プロ麻雀連盟所属。
概要
1986年生まれ。「白鳥」に「翔」と余りに出来過ぎた名前で、芸名か何かかと勘違いされやすいがまごうことなき本名である。
2006年、慶應義塾大学在学中に日本プロ麻雀連盟23期生としてプロデビュー。2011年度にプロリーグ鳳凰戦のA2リーグ昇級(最年少記録)。テレビ対局でも活躍する若手選手の一人である。
その名前と、見る度に違う髪型で強い印象を残す。ストレートになったかと思えばパッツンになったり、おでこを見せてみたかと思えば突然パーマをかけたりと脈絡がなく、「髪型愚形」と呼ばれたりすることもしばしば。RTDトーナメント2019では中国の民族衣装「漢服」で登場し、当時対面に座っていた瀬戸熊直樹の腹筋を危うくさせた。
2018年から開催されているプロ麻雀リーグ「Mリーグ」では渋谷ABEMASに所属。
2019年放送の「熱闘!Mリーグ」の密着企画内で、高校時代から「パニック障害」を患っていることを告白。髪型チェンジは本人なりのパニック障害への対策、ストレス解消法だということが明かされた。
Mリーグ2018年シーズンでは個人スコア最下位という不本意な結果で終えてしまった。翌年の2019年シーズンは打って変わってレギュラーシーズンで個人スコア4位と大躍進。特に木曜日の登板時に印象的な強さを見せることが度々あり、ついには四暗刻単騎待ちを小林剛から討ち取った。
自団体では鳳凰戦リーグA2に最年少記録で昇級するが、しばらくB1~A2リーグを行き来する年が続いていた。2024年についにA1リーグ昇格(A2リーグ内首位)を決め、そのままの勢いでリーグ首位の成績で鳳凰位決定戦進出。佐々木寿人、前田直哉、杉浦勘介を相手に、混戦を制し1位、第41期鳳凰位の座を勝ち取った。1986年生まれの鳳凰位戴冠は最年少記録とのこと。
2020年4月、同じく麻雀プロの岡田紗佳と結婚を前提に交際中であることを明らかにした。……のだが、後に関係を解消した。
雀風
- 門前・鳴きを状況に応じて使い分ける守備的雀風。「麻雀ハイブリッド」「白いブラックスワン」の異名を持つ。
- 曰く、供託があるときは「完全に押し得」らしく、積極的にアガリをとって供託を奪いにくる。そこからついたあだ名が「供託泥棒」だが、白鳥はこっちには納得していない模様。
獲得タイトル
関連動画
対局動画はAbemaTV、YouTubeの方が圧倒的に多い。ニコニコの場合はMONDO TVの有料アーカイブなどで多く見ることができる。
関連リンク
関連項目
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