皆城織姫(みなしろ おりひめ)とは、アニメ「蒼穹のファフナー」シリーズの登場人物である。
概要
島のミールに生と死、生命の循環を学ばせるために皆城乙姫が転生した姿。しかし、彼女自身が再生されたわけではない(同じものがコピーされただけになり、生命の本質から外れてしまうため)が、記憶は保持しているようである。
乙姫と同じく島のコア(コア型フェストゥム、ヒトとフェストゥムの融合独立個体)であり、竜宮島の人々の求めるものを与える島の神様である。
立上芹に対しては、「母親」の名前で呼ばれることを快く思わないものの、特別な思いがある。また、彼女に自分の名前を名付けさせた。その後に立上家に居候して、添い寝した芹をベッドから蹴落としたり、寝ているところを起こして虫取りしたり、一緒にお風呂に入ったり、立上鈴奈(芹の母)がデザインした洋服(ゴスロリ)を着たり、さきいかを食していたりとアルヴィス最年長の西尾行美博士曰く、「人懐っこいコア」である。
皆城総士伯父さんや遠見千鶴に対しては、素直に甘える部分もある。しかし、危機的な状況で目覚めたのもあり、とりわけ戦闘時は皆城乙姫と比べて厳しい姿勢で臨んでいる。
蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH(劇場版)
ワルキューレの岩戸で眠っている。また、幻影として「母親」である皆城乙姫に抱かれた状態で登場。遠見千鶴や立上芹などの島民の尽力によって成長期を乗り越える。
蒼穹のファフナー EXODUS(第2期)
ワルキューレの岩戸で眠っていたが、フェストゥムと対話できるエスペラントのエメリー・アーモンドとの対話で、急激な成長を選ぶ。竜宮島の危機を察知し、ワルキューレの岩戸を出てからは、CDC(総合管制室)で新たな力、SDP(超次元現象)を手に入れたファフナー、ノートゥング・モデルとパイロットたちを見届ける。
シュリーナガル派遣部隊の危機を知り、ファフナー、ザルヴァートル・モデルのマークザイン(Mk-Sein)、マークニヒト(Mk-Nicht)の急派を促す。また、皆城乙姫が出来なかった皆城総士の見送りを果たす。
司令である真壁史彦に対して、島の戦士であるファフナー・パイロット達がSDPを理解して力を使いこなせるように、力がある以上は退かせては駄目、犠牲を恐れては駄目と忠告している。また、未知の同化現象に対しては、島が命を守っているが、命以外の人としての姿や心まで守るわけではなく、戦う限り変わることは止められず、誰もが祝福を背負うことになると教えている。
レギュラーパイロットに復帰した羽佐間カノンとマークドライツェン(Mk-XIII)のSDPに対して、その力が芽生えるのを待っていたと話し、さらにはファフナー・パイロット達が勇気を持てなければ、島の未来はなかったと語り、自身の力が「未来」に関するものであると仄めかしている。
関連動画
関連静画
関連項目
蒼穹のファフナーシリーズの登場人物 | ||
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竜宮島の子供達 | 一騎世代 | 真壁一騎 | 皆城総士 | 遠見真矢 羽佐間翔子 | 春日井甲洋 | 近藤剣司 | 小楯衛 | 要咲良 | 羽佐間カノン |
広登世代 | 堂馬広登 | 立上芹 | 西尾里奈 | 西尾暉 | |
零央世代 | 御門零央 | 鏑木彗 |水鏡美三香 | |
特殊な存在 | 皆城乙姫 | 皆城織姫 | 日野美羽 | |
竜宮島の大人達 | 真壁史彦 | 遠見千鶴 | 溝口恭介 | |
フェストゥム | 来主操 |
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