直井とは、TVアニメ、及びその関連作品・Angel Beats!の登場人物である。
概要
フルネームは直井文人(なおいあやと)。
天上学園の生徒会副会長に就任していたが5話での生徒会長(天使)の失脚により一時的に生徒会長代理となった。
その後、9話で天使が復職し再び副会長に戻っている。
初登場時はあるキャラデザインの事情と中の人の為か性別が議論されることも有ったがこちらは見た目通りに少年である。
SSSのメンバーに対して、他のNPC>一般生徒)とは明らかに異なる対応をするなど、謎の多い人物。
6話で大きな転機があった。 →ネタバレ参照
神を自称する性癖がある。学生帽は室内でも殆ど外さない。
有名な陶芸家の家に生まれ、幼い頃から陶芸の才能がある双子の兄(健人)と比較され、家族にも馴染めずに部屋に籠り一人遊ぶ孤独な毎日を送っていたが、 ある時兄が事故で亡くなってしまう。
それを境に兄である健人として生きることとなる。 厳しい父に学び、日本一の陶芸家として成功する事を目標にしていたが父が病に倒れ、教わる事も出来なくなり、工房を持つ力もなく、介護に追われる日々で目標を失い、兄にすり替わった人生の意味もなくなり希望を失った。
偽りの人生と振り返るが、幼少期に兄との木登りの競争で兄より先に渋柿を勝ち取り、父に褒められた事を「認めてもらえた」嬉しい思い出として記憶していた。
死後の世界では、自分が消滅しないよう陰でNPC(一般生徒)に暴力を振っていた。
この世界は神を選ぶ世界だと考えていて、自分が神として君臨する為に何年もかけて天使用の特殊な独房を造り催眠術を磨いていた。
ちなみにこの催眠術は道具等を用いずとも相手の目を見るだけで使用できるらしい。取得方法や、施術の際に言葉が必要かは不明。
6話では一時催眠術でNPC(一般生徒)を操りSSSのメンバーを壊滅状態にまで追いやるが、音無による存在肯定の言葉を受け、それが元で7話からSSSに入隊。
急激なアホ ギャグキャラ化が進み、6話以前との温度差が酷い。
入隊後も音無以外のメンバーには相変わらず傲慢な性格を見せるが、音無に対しては音無さんと呼び異常にデレている。素に戻るのか音無の前では最早声や表情が別人状態になる事も。
脚本家の麻枝准には存在自体が面白い、壊れキャラ、性格破綻者といまいち褒められているのか貶されているのか判らない評価されている。
間に何があったかは詳しく描写されていないが、日向によると6話の後音無に抱きついて大泣きしたらしい。
また7話では催眠術を用いて音無の記憶の一部を取り戻す手助けをした。
6話後も成仏しなかったのは、自分を救ってくれた音無と一緒に居たいという未練が出来たため。
古株の日向とは反りが合わないのか事あるごとに喧嘩しているが、その喧嘩を漫才と評されたり
中の人の曰く素直になれないだけで構ってくれるのを内心喜んでいるらしく何だかんだで仲はいい様子。
余談だがそのデレデレ振りと、6話ラストシーンでの音無の言動が少々ソレっぽく見えなくもなかった為か、視聴者の一部からアレ疑惑が掛かっていたりもする。しかし飽くまで舎弟として慕っているようにも見える。
音無に対する感情の詳細は不明だが、キャラクターコメンタリーでの本人談によれば恋愛対象は普通に女性ということらしい。
また偉そうな態度の所為かギャグシーンで刺殺されても一人だけ誰も心配してくれない、折角のデレを音無に全スルーされる等、割とぞんざいな扱いを受けている。生い立ちを考えるとかなり不憫な気もするが……仕方ないね。
最終話では涙ながらに恩人である音無に感謝の言葉を述べ成仏(卒業)した。
※ネタバレここまで※
ちなみに、アニメ版の企画でなんと男キャラクターの抱き枕カバーが発売されたことがあり、裏面の絵柄は彼である。
まさかの裸ワイシャツ。色々と思うところのあるデザインだが、なに、気にすることはない。
こんな可愛い子が女の子のはずがない。
公式ラジオでの、喜多村英梨による彼のモノマネは番組における一種の名物になっている。
昨年11月に製作が発表されたゲーム版では一部の男キャラのルートも入れる予定ということなので、
キーキャラクターである彼のルートも作られるかもしれない。
また、選択式主人公の一人にする案が上がっていたりする。
関連コミュニティ
関連項目
- 7
- 0pt