直樹美紀とは、「がっこうぐらし!」の登場人物である。アニメでは高橋李依がCVを担当。実写映画では清原梨央が演じた。
概要
私立巡ヶ丘学院高等学校の2年生。B組所属。
ゆき(丈槍由紀)たちの後輩で、学園生活部の部員の1人。
愛称は「みーくん」だが、ゆきしかこの愛称を使っていない。本人はこの愛称で呼ばれる事を嫌っている。
パールホワイトのショートヘアーに青色の瞳のボーイッシュキャラ。学校の服装規則を律儀に守っており、メンバーの中で唯一サスペンダーを着けている。制服の下は黒インナー着用。黒のストッキングにガーターベルトを穿いている。
学園生活部の頭脳担当で、原作ではスティーブン・キングを原書で読む、一学年上の由紀に勉強を教える。アニメでは方丈記を暗唱するなど学力も高い。また、くるみには及ばないものの身体能力も高く、くるみの代わりに戦闘をこなしたり、一緒に同行する事も有る。生真面目な性格ゆえに自由奔放なゆきに振り回される事が多い。
学園生活部メンバー最年少でスレンダーな体格ながら、原作でパンチラならぬパンモロな場面があったり、挿絵などでは挑発的なポーズで描かれる事が多い。アニメではサービスシーンが増量されており、ファンからは学園生活部で一番色気があるキャラ・学園生活部のサービス担当といわれている。
親友の祠堂圭とショッピングモール「リバーシティ・トロン」で買い物を楽しんでいた際にパンデミックに遭遇し、そのままショッピングモールに立て籠もる事になってしまう。原作では少数の生き残り集団と合流し、その集団が壊滅した後に圭と共に休憩・物置室に籠城。しばらく後に精神が限界に達した圭が外に脱出。その後も一人立て籠もっていたが、限界にきていた所をゆき・くるみ・りーさんと出会い救出された。アニメでは最初から圭と一室に籠城しており、生き残り集団とは合流していない。また、太郎丸と出会っており、一緒に圭が出て行くまで二人と一匹で生活していた。
原作漫画では、冷静かつリアリストな性格でさらっと毒を吐く(主にゆきに対して)。当初は現実を受け入れられず幻の世界に逃げ込んだゆきやその状態と共依存していたくるみ・りーさんを非難し衝突してしまい、ゆきに詰め寄った事まであったが、ゆきの思いを知った事で態度を軟化。仮入部を経て正式に学園生活部に入部した。
アニメでは真面目な性格はそのままに、原作のトゲトゲした部分を取っ払った事と担当声優の声質によってだいぶ柔らかくなり、温和な性格になった。学園生活部へも問答はあったもののスムーズに入部しており、ゆきの症状に対しても受け入れ周囲に合わせようと努力している。
原作にはないアニメ独自の要素として太郎丸との関わりがある。原作ではそもそも面識がないがアニメでは一緒に避難生活を送った仲で、彼女をゆき達と巡り合わせたのも太郎丸のおかげ。しかし、圭が出て行った際に太郎丸に辛く当たってしまったために、本人は太郎丸と触れ合いたいが向こうからは嫌われ避けられてしまっている。それでも熱意が伝わったのか圭の持っていたCDプレイヤーを通して和解。今まで避けていた触られる事に抵抗しなくなり、一緒に遊ぶなどだいぶ打ち解けた姿を見せている。
実写映画版では校内の食堂に1人で生き残っていたところを胡桃と悠里に発見される。現実を受け入れていないように見える学園生活部に反発し、1人で車を奪って逃げようとした(かれらに囲まれた所を学園生活部の機転によって助けられたが下手すると全滅に繋がる危険な行動であった)。その後は学園生活部に正式加入し、戦闘要員として活躍した。
関連動画
関連項目
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