概要(1)
基本、機械通信などにおいて相手が送受信できる状態になるには、相手先と同期が必要となる、このため受信側では受信開始の処理を行い相手先では接続許可の命令を送信、後、双方で送受信の準備が整い同期している状態を相互リンクしていると……
え、違う?そうじゃない?
概要(2)
遊戯王において、リンクモンスター2体以上のリンクマーカーがそれぞれお互いに向き合っている状態を相互リンクしていると……
えっ違う?これでもない?
概要(3)
スマッシュブラザーズにおいて、キャラ選択で互いにリンク(ゼルダの伝説)を選んだ状態を相互リンクしていると……
微妙にあってるけど違う?そうじゃない?インターネット老人会の話をしろ?
概要(4)
個人がホームページを持っていた時代の1ステータスであり、2019年(2018年)ではほとんど呼称されておらず死語に近い。
インターネットにおいては、現在の閲覧中のページから移動先のページへ移動した後、元々のページへ戻るためには上の「戻る」ボタンを押すことによって戻れるが、元々の機能としてURLでも戻ることができる。
検索サービスや移管先のページからのログ参照やテキストの正規表現など、自動でリンクが設定される仕組みが整備されている2019年現在とは異なり、1995年~1998年頃の個人がホームページを持っていた時代においては、その界隈での有名人や各自の狭い界隈において互いのホームページに飛ぶためのURL(リンク[ハイパーリンク])を掲載・設置することを「相互リンク」と呼びふれ合っていた。
なお、別に技術的になくなった訳ではなく、このニコニコ大百科の様に「猫リセット」というページの「関連項目」に「猫タワー」と記載し、逆に「猫タワー」の「関連項目」の単語の「猫リセット」があるならば「相互リンク」しているという程度の認識である。
当時を再現するならば「猫リセット」のページの編集者が「虎縞三郎」で「猫タワー」のページの編集者が「須古手保持」と双方のページ編集者は『別』であり、その「関連項目」も『依頼を出さないと追加してもらえない』また『自動リンクしない(手動で設定しないといけない)』という所が重要であり、片方から「リンクしてもらえないかな?」といった趣旨のメールや掲示板(BBS)報告をして後「良いですよ」の返信をもらった後、ページが更新されるとようやく関連項目に追加されており、これで「相互リンク」が成立していると言うことになる。
当時はホームページ等が今よりも一般的ではなく、完全手動更新のサイトを専門職並みの技術で運営するのが普通だった時代である。個人のホームページへのリンクが有名人や芸能人のホームページに記載されているということは、以上のような煩雑な手順をクリアしてリンクしてもらえるほどにそのページは価値があるということであり、相互リンクは1ステータスとして確立されていたのであった。
2019年現在では個人でホームページを持つことがほぼなくなった事や、ソーシャルネットワークサービスが一般的になったこともあり「相互リンク」というよりかは人同士の繋がりの意味合いをもつ「相互フォロー」という言葉に代わっている。
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