相模原線単語

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もしかして：「相模線」「相鉄線」

相模原線とは、京王電鉄が保有・運行する鉄道路線である。駅ナンバリングの記号は「KO」。

全区間Suica・PASMO利用可能。

概要

1990年3月、橋本までの全区間が開業。全線複線。路線長は22.6㎞で京王線に次いで長い。また京王電鉄の各線の中で唯一神奈川県を通過する区間を有する。高速走行に適した規格で建設され、駅間距離もやや長め。都心と多摩ニュータウンを結ぶ目的で延伸が行われており、都営新宿線からの直通列車は京王八王子方面ではなく橋本方面にやってくる。その橋本駅には将来、リニア中央新幹線の駅が設けられる予定であり、アクセス路線としてさらなる発展も期待されるところ。

相模原線の優等列車

特急運行以前(～1992年)

京王線の主力は特急であったが、相模原線は京王多摩センター駅まで延伸開業した1974年から長らく快速が最優等列車であり、通過駅を有していた。1980年からは都営新宿線に乗り入れ、岩本町（のちに本八幡）まで運行するようになった。

快速の停車駅

京王多摩川駅・京王稲田堤駅・京王よみうりランド駅・京王永山駅・京王多摩センター駅・南大沢駅

初代特急(1992～2001年)

1992年に相模原線にも特急を運行開始した。これは新宿～調布間の快速停車駅が多いことから、調布駅で京王線特急に乗り換える利用者が多く、相模原線の速達性を高めるため。京王線新宿駅発着で途中停車駅は京王多摩センター駅のみ。代替として快速は相模原線内各駅停車になった。

ところが相模原線内ではいくらなんでも停車駅を減らしすぎて線内で利用できる駅が限られていたのと、新宿～調布間でも運行間隔の都合で高尾山口駅方面の急行と所要時間がほとんど変わらない事から利用客増加につながらず、2001年に急行に格下げされる形で廃止されてしまった。

※急行の停車駅

京王稲田堤駅・京王永山駅・京王多摩センター駅・南大沢駅

２代特急(2013年～)

2000年代になると多摩センター駅・永山駅で並走している小田急多摩線も都心方面に優等列車を走らせるようになったので、相模原線も競争に晒される事となった。その為2013年に相模原線にも特急を復活させる事となったのだが、前回（京王多摩センター駅のみ停車の特急）の反省からか相模原線内の停車駅は急行と同一とした。

しかし、新宿～調布間で2本の特急が続行で通過するダイヤとなったことで、京王線の特急通過駅から不満が出るようになったため、2015年には日中の特急を準特急（京王線内の停車駅増）に格下げする措置がとられることになった。

2020年にはコロナ禍を踏まえたダイヤ改正で、京王多摩センター駅～橋本駅間の日中の区間急行が削減。代わりに準特急を化かして京王多摩センター以西各駅停車とし、日中の当該区間での速達列車はなくなったものの通過駅での本数は維持した。その後2022年には準特急が廃止されたため、準特急がそのまま特急となり現在に至る。

京王ライナー(2018年～)

小田急多摩線の運行していた特急「サポート」に対抗すべく運行開始した。詳細は当該記事を参照。

京王ライナーの停車駅

京王永山駅・京王多摩センター駅・南大沢駅（いずれも下りは降車のみ、上りは乗車のみ）

駅一覧

各駅停車、快速、区間急行は相模原線内各駅に停車する為省略。

駅ナンバリングは2013年2月22日より順次導入。

●＝停車、｜＝通過、◇＝臨時停車

関連動画

関連項目

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