相模湖駅単語

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概要

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を有する地上駅で、いわゆる「旧国鉄型配線」の駅である。さらに上り本線(3番線)の北側にホームのない上り副本線があるが、営業列車にはめったに使われない。駅舎は1番ホームに併設され、2・3番ホームとは跨線橋で結ばれている。バス・タクシー利用者のためか、改札口前に広い待合所がある。特急通過駅で、特に上り普通列車は特急の待避を行うことが多い。

相模湖やさがみ湖リゾートプレジャーフォレストの最寄駅となっていることから、レジャーでの利用客が多い。また、夏には花火大会、冬にはイルミネーションがあるなど、年間を通じて安定した利用がある。プレジャーフォレストのイベント開催時などは当駅とを結ぶ路線バスが大混雑することもあり、余裕をもってのお出かけを推奨する。

特急を除く全列車(通勤特快、中央特快、通勤快速、普通)が停車する。両隣の停車駅は同じ。

隣の駅：上り(新宿・東京方面)	当駅	隣の駅：下り(大月・甲府方面)
高尾駅(JC24)	相模湖駅(JC25)	藤野駅(JC26)

1901年、当駅は神奈川県津久井郡与瀬駅(「駅」は誤字ではなく「村」のようなものである)、つまり自治体「与瀬駅」に駅名「与瀬駅」として開業した(自治体の方は1913年に与瀬町となっている)。1955年に近隣の町村と合併して津久井郡相模湖町となったため、翌年に現「相模湖駅」に改称した。その後、2006年に相模湖町が相模原市に編入され、2010年には相模原市が政令指定都市に移行し、相模原市緑区となっている。駅前はとても政令指定都市とは思い難い光景ではあるが。
2013年 9月17日午前10時20分頃、東京駅発大月駅行の快速電車(E233系0番台T30編成)が当駅1番線に停車するために減速していたところ、防護無線が作動したため、緊急停止。確認を行ったところ、最後尾である1号車が脱線していた。原因は電車が走行中にホーム下の土が崩れ、そこに1号車の車輪が乗り上げたためとみられる。この事故の影響により、約7時間ほど高尾駅～大月駅間で運転見合わせとなり、特急「スーパーあずさ・あずさ」「かいじ」はほとんどの区間で運休となった。