真実の10メートル手前とは、2015年12月25日に発売された米澤穂信のミステリ短編集である。
概要
滑稽な悲劇、あるいはグロテスクな妄執──痛みを引き受けながらそれらを直視するジャーナリスト、太刀洗万智の活動記録。『王とサーカス』後の六編を収録する垂涎の作品集。(作品あらすじより)
収録作は
なお、「綱渡りの成功例」は書下ろしとなっており、
そのほかの作品は一度雑誌等で掲載されたものである。
また、作品紹介には王とサーカス後の話として紹介されているが、一部の短編は雑誌掲載時には王とサーカスよりも前の話として描かれている。
本作はさよなら妖精の登場人物 太刀洗万智が活躍する〈ベルーフ〉シリーズの2作目となる。
サイン会即完売事件
今作の発売に当たって12/1(火)の朝10時にサイン会の告知がされるが、池袋会場の整理券はなんと3時間後の午後1時に100席分が満数に達する。
さらに、もう一つの会場であった横浜も同じく100席分がその日のうちに満数となった。
WEBや電話での予約が可能であったとはいえ、平日の昼前の告知であったにもかかわらず恐ろしいほどのスピードでファンが殺到した様に、新たな米澤穂信伝説を刻みつけることになった。
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 0
- 0pt